DAZNを契約していない人の理由で一番多いのが、「見る時間と隙がないから」というものでした。本当でしょうか?
ダンテの『神曲』の地獄編に、貪欲者の地獄というものがあります。吝嗇家(ケチ)と浪費家という、見かけは対極にある者同士が、重い石を永遠に転がし続ける地獄。この場合の吝嗇(りんしょく=ケチ)は、金銭面だけを指すのではないのです。
ギュスターヴ・ドレ作 貪欲者の地獄
神のために時間を作らない、神のための捧げ物を惜しむ、神のための金を惜しむ、神のための労働を惜しむ。全てが吝嗇の罪になるのです。
日本はどんな田舎でも、年に一度の神社の祭礼があります。祭りの種類にもよりますが、大半は氏子の労働奉仕と近隣住民の寄付で成り立っています。過疎化と人口減で祭りの維持も大変な時代です。でも、子供から大人まで準備や練習に時間を割き、伝統を守ることに一役買っているのです。
しかし、読者を含めての大半は、祭りに一切かかわらず、縁日で小金を使う程度。これで神様が喜ぶと思う方が間違っている。祭りに直接係ることが出来ないなら、せめて寄付金で貢献するとか、賽銭で紙幣を入れるとか罪滅ぼしが必要。小金は摂社や末社で (――;)
そもそも、時間を司っているのは神です。神優先で暮らしていれば、時間は神が作ってくれる。また、そのような祝福のない人は、どこの教会でも上には行けないのです。この世で神への時間と労力を惜しんだ者は、死んだら石を押し続ける無限地獄が待っているだけ。
例えば、モルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)では、すべての役職が会員の持ち回りです。だから、末端の教会を管理する人は、自分の仕事と、教会の仕事と、何百人の会員の管理(面接や相談など)という、大変な労力を割かなければならない。日曜の礼拝だけでなく、今の時期はクリスマス会やバザーもある。大変だから、基本的に独身者では上には行けないのです。モルモンの妻は基本的に専業主婦ですけど。
モルモンは時間も労力も大変。その上で、税込みの収入の十分の一を義務としている。聞いただけで逃げ出す人が多いはず。でも、それで教会にとどまっている人は、証があるからやっていけるのです。時間も仕事も奉仕も家庭の平和も、神の祝福と分かるのが証。
もっとも、モルモンには欠点もあるので、僕は無条件に薦めないのです。どうしようもない人には行ってみろと言いますが、それはモルモンの厳しさを体験して見ろという意味です。如何に日常の自分が甘やかされているか分かるはず (;^ω^)
夫婦共稼ぎで時間がないとか金が無いとか言ってる人は、どこかで無駄な時間や効率の悪い使い方をしているのです。
神優先で考え、そのために犠牲にするものが残っている人は吝嗇となる。今やっていることが本当に神につながるのか?忙しいとばかり言って、ほとんど何も参加や協力せず、ただ無為に過ごしていた人が体調を崩してSNSを退会しました。そりゃ、あれだけサボれば、神がイザという時に身代わりになって助けることはないですから。
天理教では、体調が悪いのは神の警告と教えています。神に祝福されない自業自得という意味合いですが、これも証がないという意味ではモルモンの教えと一緒です。月に千円を惜しむ人に神は鞭打たれる。犬の餌代を削ってでも神に喜ばれる方が良いということです。
平御幸(Miyuki.Taira)
ダンテの『神曲』の地獄編に、貪欲者の地獄というものがあります。吝嗇家(ケチ)と浪費家という、見かけは対極にある者同士が、重い石を永遠に転がし続ける地獄。この場合の吝嗇(りんしょく=ケチ)は、金銭面だけを指すのではないのです。
ギュスターヴ・ドレ作 貪欲者の地獄
神のために時間を作らない、神のための捧げ物を惜しむ、神のための金を惜しむ、神のための労働を惜しむ。全てが吝嗇の罪になるのです。
日本はどんな田舎でも、年に一度の神社の祭礼があります。祭りの種類にもよりますが、大半は氏子の労働奉仕と近隣住民の寄付で成り立っています。過疎化と人口減で祭りの維持も大変な時代です。でも、子供から大人まで準備や練習に時間を割き、伝統を守ることに一役買っているのです。
しかし、読者を含めての大半は、祭りに一切かかわらず、縁日で小金を使う程度。これで神様が喜ぶと思う方が間違っている。祭りに直接係ることが出来ないなら、せめて寄付金で貢献するとか、賽銭で紙幣を入れるとか罪滅ぼしが必要。小金は摂社や末社で (――;)
そもそも、時間を司っているのは神です。神優先で暮らしていれば、時間は神が作ってくれる。また、そのような祝福のない人は、どこの教会でも上には行けないのです。この世で神への時間と労力を惜しんだ者は、死んだら石を押し続ける無限地獄が待っているだけ。
例えば、モルモン教(末日聖徒イエス・キリスト教会)では、すべての役職が会員の持ち回りです。だから、末端の教会を管理する人は、自分の仕事と、教会の仕事と、何百人の会員の管理(面接や相談など)という、大変な労力を割かなければならない。日曜の礼拝だけでなく、今の時期はクリスマス会やバザーもある。大変だから、基本的に独身者では上には行けないのです。モルモンの妻は基本的に専業主婦ですけど。
モルモンは時間も労力も大変。その上で、税込みの収入の十分の一を義務としている。聞いただけで逃げ出す人が多いはず。でも、それで教会にとどまっている人は、証があるからやっていけるのです。時間も仕事も奉仕も家庭の平和も、神の祝福と分かるのが証。
もっとも、モルモンには欠点もあるので、僕は無条件に薦めないのです。どうしようもない人には行ってみろと言いますが、それはモルモンの厳しさを体験して見ろという意味です。如何に日常の自分が甘やかされているか分かるはず (;^ω^)
夫婦共稼ぎで時間がないとか金が無いとか言ってる人は、どこかで無駄な時間や効率の悪い使い方をしているのです。
神優先で考え、そのために犠牲にするものが残っている人は吝嗇となる。今やっていることが本当に神につながるのか?忙しいとばかり言って、ほとんど何も参加や協力せず、ただ無為に過ごしていた人が体調を崩してSNSを退会しました。そりゃ、あれだけサボれば、神がイザという時に身代わりになって助けることはないですから。
天理教では、体調が悪いのは神の警告と教えています。神に祝福されない自業自得という意味合いですが、これも証がないという意味ではモルモンの教えと一緒です。月に千円を惜しむ人に神は鞭打たれる。犬の餌代を削ってでも神に喜ばれる方が良いということです。
平御幸(Miyuki.Taira)