マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

「コロナ勝ちオリンピックの夢霞む」

2021-07-23 07:44:35 | 政治
「コロナ勝ちオリンピックの夢霞む」
つい先ほど詠んだ季語なしの一句だ。
今日オリンピック開催日を迎えるのだがどこか気分は晴れない。
予期しなかった陽性反応に泣く泣く競技参加を諦め帰途につく選手もいる。
何年も前から観戦を楽しみにしてきた多くのチケット購入者はその機会を手放した。
大会運営関係者は上から下まで朝令暮改の感染対策に忙殺され混乱気味である。
主催者の一員である首相は「人類がコロナに打ち勝った証」と意気込んでいたが現状は程遠いのである。
「オレ達を甘く見るんじゃねえ」というコロナウィルスの声が聞こえてきそうだ。
「be humble (謙虚であれ)」とは逆境をはね返してアップル社の再興を果たしたスチーブ・ジョブズが大学の卒業式で卒業生に送った言葉の一部だが今こそ大会運営に携わるリーダーはこの言葉の意味を噛みしめる必要があるのではないか。
今となっては遅すぎるという声もあるにはあるが決してそんなことはないだろう。
東京五輪は今日から開催だしパラリンピックは9月まで続くんだからね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする