昨日岸田首相が先日の党内派閥パーティ等の自粛指示に引き続き自身の派閥離脱を表明していた。
これには「何を今さら」という感じを拭いきれない。
従来から自民党の歴代首相は首相就任後に派閥を離れ政権、党全体の運営に専念してきたが岸田首相はあえて派閥会長の座を手放すことはなかった。
弱小派閥ゆえに尚更グリップを保持していかなければ、という意識が働いたのだろうか。
結局首相はまたぞろ「判断を誤る、決断が遅い」という悪いイメージを強めてしまったのだ、残念なことに。
首相は派閥パーティの自粛や自身の派閥離脱を党改革の第1歩と位置づけ続けて2の矢、3の矢を打っていく、としていたがそうであればこんな当たり前でシャビ―な内容を大袈裟に公表すべきではなく「2の矢」の方を早急に取りまとめてぶち上げるべきだった。
首相は言うことだけは立派だが「大事」を実行していくことや先に向かって分かりやすい絵を描くことは苦手なんだねぇ。