マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

進次郎人気の急伸に思う

2024-08-24 10:02:08 | 自民党
日経新聞社が21,22日に行った緊急世論調査によれば次期自民党総裁に相応しい人物として小泉進次郎氏が石破茂氏を逆転してトップに立った。
世論調査の対象を自民党支持層に絞れば進次郎氏の支持率はさらに広がるという。
このまま行けば一気に進次郎首相が誕生しそうな勢いだねぇ・・・。

ふと思い出したのがかって自民党の重鎮が話していた「自民党総裁の条件」だ。
「党3役のうち幹事長を含め2つ以上経験し、さらに官房長官を含め閣僚を2つ以上経験していること」がその内容だ。
こんな高いハードルをクリアしている候補者はなかなか現れないだろうがやはり政治には経験が最重要だということを明確に示唆しているのだ

この条件に照らせば進次郎候補は環境相が唯一の閣僚経験でしかもその実績はあまり印象に残っていない。
一方でトップの座を進次郎氏に譲った石破茂氏は党3役として幹事長、政調会長を務め、閣僚としては(官房長官経験こそないが)防衛、農水、地方創生などを歴任している。
この差は大きい。

残念ながら筆者は進次郎氏が首相になって多くの閣僚を従えリーダーシップを発揮しているイメージを描くことが出来ない。
いくら応援演説が巧みで党内から引っ張りダコと言われても、それだけで難問山積の日本を変えていくことは至難だと思うのだ。
父君である純一郎元首相も一時は「(進次郎が)50歳になるまで総裁選に立候補はさせない」と言っていた。
けだし金言である。
総裁選に選挙権を持つ自民党議員や党関係者はその辺りを熟慮すべきだと思うが如何だろう。

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