マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

米国の停戦協議に潜む身勝手さに思う

2024-08-22 09:38:38 | 国際問題
米国務長官がエジプト大統領に「ガザ停戦協議の調停案をハマスに受け入れる」よう圧力強化を要請したようだ。

数日前にこのブログでも記した通りバイデン大統領が「停戦協定の合意は近い」と述べていたがやはり実情はそうではなかった。

それはそうだろう。

あの調停案はあまりにもイスラエル寄りで、とてもハマス側が承諾できるものではないと感じていたからねぇ。

もともと(イスラエルの後ろ盾である)米国がこの調停に関わること自体不自然だ。

その米国がエジプトに対し「(ハマスに調停案を容認するよう)圧力を要請する」というのもどうか? と思うのだ。

残念ながら中東紛争は終息する気配はない。

本当に力量のある中立的な仲裁者が現れないものか? と思ってしまうねぇ。

そうそう、(ハマスを支援する)イランが「報復を急がない」という背景には何があるのだろう。

「平和に向けての兆候」なのか? 「戦火拡大の静かな予告」なのか? サッパリ分からない。

望むらくは前者であって欲しいのだが賢明な読者諸兄はどんな見立てをお持ちだろうか。








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