マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

あらためて中央と地方の経済格差に思う

2024-09-25 09:15:46 | 社会問題
昨日まで関西地方を旅行していたが感じたことがあった。
その日の行き先は近江商人発祥地に1つ五箇荘だったが往路はJR能登川から路線バスを利用した。
帰りはローカル鉄道を、と思い近くの近江鉄道五箇荘駅を目指した。
当駅はいわゆる無人駅で出改札はフリー、それは分かるが電車が到着して前部ドアから乗車したが周囲を見回しても乗車駅を証明する整理券発行機が見当たらない。
集札精算機はあるのだが・・・。
不安になってワンマン運転中の運転士に確認したら親切にも持ち場を離れ整理券発行機まで案内してくれた。
整理券発行機は後部ドアの近くにあったのだ。
いやはや、面倒をかけたねぇ。
IC乗車券システムを採用してればこんなことはないのに、と思いつつ終着駅の集札駅員にそれとなく聞いてみたら「再来年には導入計画があります」との回答だった。
再来年?! 早くてこんなタイミングなのか?
関連設備投資にいくらかかるのか詳細な知識は持ち合わせていないが国交省も都市部と地方との格差是正にさらにドライブを駆けるべきではないか。
看板政策の「地方創生」も結構だがそれ以前にやることも多いぜ。




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知床観光船運営会社社長の逮捕に思う

2024-09-21 10:35:16 | 船舶事故
いささか旧聞に属するが例の知床観光船の沈没事故を起こした運営会社の社長が先日逮捕された。
それにしても「事故発生後2年半経って」というのはいかにも遅すぎではないか。
海難事故は陸上事故と違って原因の特定が困難というのは分からないでもないがそれにしても間を置き過ぎではないのか。
事故発生直後当該社長は記者会見に応じ長い間土下座をしていた。
本当に額を床面に擦り付けていたのだ。
多くの僚船が出航を見合わせている中でこの観光船だけは安全基準を無視して無謀にも出航していった。
当該船舶の引き上げ後には船頭部分のハッチに整備不良があったことも見つかっている。
事故原因の正確な究明(の重要性)は分かるが事故を起こした会社社長の逮捕がここまで遅れたのには理解に苦しむ。
事故そのものの風化も進むが社会全体の価値観も変わってしまう。
これは日本全体の司法に関わる問題だがもう少し解決までのスピードを上げて欲しい。
単にスタッフ不足だけの問題ではないと思うが如何だろう。

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食糧事情を地球レベルから考える

2024-09-20 07:56:34 | 社会一般
アフリカのジンバブエで食糧確保のために野生の象を供しているとのニュースがあった。
「食は文化」という言葉があるもジンバブエの場合「食糧確保のため」と限定的だから必ずしも長い歴史があるわけではない。
食糧不足にためやむに已まれずということだろう。
日本では幸いなことに食糧確保のためにクマやシカを捕獲し商業ルートに乗せているかと言えばまだその段階にはない(一部のジビエ愛好家は存在するのだが)。
しかしこれからの気候変動リスクを考えるといろんなことを準備しておく必要があるだろう。
先ずは野菜や穀物の安定供給システムだ。
その観点から先だってより起きている令和のコメ騒動(コメの欠品)はいいリハーサルだった。
これからはコメ以外に野菜や水産物、ひいては食肉マーケットでも驚くような出来事が起きるかもしれない。
現下の日本では冒頭のジンバブエほどの危機はないが食糧自給率はもう少し高めておいた方がいいだろう。
地域や個人レベルでも必要最低限の備蓄は必要だ。
「備えあれば憂いなし」って言うからねぇ。
ところで天候に左右されない「野菜の工場生産」ってどれくらい進んでいるんだろうねぇ?
「食糧飢饉」なんて言葉が早く死語になればいいのに。(笑)
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自民党総裁選立候補者の言動に思う

2024-09-19 09:36:30 | 自民党
連日自民党総裁選の演説会、討論会が全国各地で開催されている。
主催者側も大変だが立候補者も物理的な移動とともに日々発言内容のブラッシュアップに余念がないようだ。
それでも注意して聞いていると時として「ふとアレってどうかねぇ」ということが起きる。
例えば高市経済安保相。
いわゆる裏金議員が推薦者名簿に多数名前を連ねていることを問われ「推薦者は多数いる。実際にどなたが推薦者になってくれているのかは翌日の新聞で初めて知った。」と応えていた。
本当かねぇ…。(笑)
推薦者として名を連ねるということは政治家各人の政治信条に直接かかわることだから推薦者としても結構重大な決断だ。
それをかくも軽く扱うなんて実に失礼なことではないか。
多分「疑惑議員たちを支持基盤にしている」と思われたくなかったんだろうが翻ってこの回答はどうなんだろうねぇ?
当高市候補者には後に禁止されることになる選挙用個人リーフレットの自民党員への事前送付の疑惑も指摘されている。
事務所の関係者たちは「リーフレットには投票依頼などの記載はない」「送付時期は規定された期日以前に行われたもの」など疑惑の打ち消しに躍起だがそういう問題ではないだろう。
いずれにせよこの選挙戦は27日に結果が出る。
そして選挙権を持たない一般国民はただその結果を見守るだけである。
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シャープのEV事業参入に思う

2024-09-18 08:13:52 | 経済
電機業界大手のシャープが電気自動車(以下EVと略)事業に参入することを決断、昨日コンセプトモデルを公開していた。
コンセプトモデルの名称はLDK+とか・・、何やらクルマではなくマイホームをイメージさせたいらしい。(笑)
キッチン機能まではどうか、と思うがホームオフィス、モバイルオフィスには十分かもしれない。
それにしてもヘッドライトが見当たらない外観にはビックリした。
どんな照明を考えているんだろうねぇ?
話は変わるがシャープは直近2期連続で赤字を計上し経営再建最中にある。
そんな状況での新規事業の立ち上げだからEV事業は乾坤一擲の大勝負になろう。
事業関係者にその覚悟と必死さがあるかどうか、・・・文字通り生死をかけた戦いになるのではないか。
変わりついでにもう1つ、既存自動車メーカーのEV 取り組みにも疑問を呈したい。
世界に目を転じると米国ではテスラ、中国ではBYDがすでに量産化を進めているが我が国のメーカーはいささか立ち遅れているのではないか。
従来のエンジン車の強みが慢心となって、あるいは重荷になって、かえってEVへの取り組み遅れの原因になってはいないか。
三菱自,ホンダの中国市場からの撤退ではEV 化の立ち遅れが指摘されているのだ。
シャープのEV 事業進出以前にこちらの方が問題かもしれないねぇ。
そのうちにソニーもEVをやるからね。



コメント (1)
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