マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

石破内閣の支持率30%割れに思う

2025-01-19 20:46:22 | 政治
石破内閣の支持率がついに30%を割ったというニュースがあった。
石破首相のポリシーや考え方から日本の政治を変えてくれるのではないか、とおぼろげながら期待していたが就任以降少しづつ支持を下げているようだ。
大きな失点はないもののどうやら(首相にしては)控えめな性格や物言いが災いしていると思う。
昨今のトピックでは国民民主党から提起されている例の「103万円の壁」対応だが森山幹事長や宮沢税調会長に比してカゲが薄かったからなぁ。
重要な節目ではもっと発言してリーダーシップを見せた方がいいのではないか、と思う。
今後これに類似する局面は多々あろうが今のままでは静かに支持率を下げていく。
・・・となると意外と短命内閣ということになる。
何も支持率だけを見ながら政治をしたらいいというつもりはないが(幸いにして今は党内に強力なライバルはいないので)多少とも野党を巻き込んだ政策が奏功すれば政権は意外と長続きするかもしれない。
さしあたり年度末の来年度予算の国会通過と「政治とカネ問題」の決着である。
選択的夫婦別姓問題もそうかな?
目先の課題に一つひとつを確実にクリアしていってほしい。
今はそのための準備時期と心得て、「熟議」と「その先」をしっかり練り上げる時だ。
「正念場」であることには違いないからね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

政治団体「都議会自民党」の解散に思う

2025-01-18 10:43:59 | 政治
政治団体「都議会自民党」が解散するという。
これで思い起こすのが自民党本部の派閥解消である。
例の政治パーティ収入不記載に絡んで自民党本部は多くの派閥を解散した。
たしかに派閥を舞台に政治資金の不記載問題が起きたのだが派閥の存在そのものが悪いわけではない。
それなのに不記載問題の真相が不明のまま派閥を解散したのはどうにも理解不能だ。
それと全く同じ構図が今回の都議会自民党の解散ではないのか。
翻って自民党本部の「政治とカネ」問題については幹部が何度も述べているようにこれで禊が済んだわけではない。
同様に考えれば政治団体「都議会自民党」を解散すれば収入不記載問題が不問に付されるわけではない。
これ以外に信頼を取り戻す手段や方法がないのであろうか?

衆院選は済んで多くの前職がその職を失ったが都議選はこれからだ。
自民党東京都議たちはまさか「都議会自民党」の解散で都民の信頼が戻ってくるなんて考えてはいないだろうねぇ。
もしもこんな体たらくであれば今度は選挙地盤が脆弱な都議たちが相次いで落選ということもありうる。
先ごろの衆院選結果の二の舞だ。
政治資金パーティ収入の不記載都議は遠からず公表されることになる。
「赤信号皆で渡れば怖くない」などと言ってる場合ではないと思うが如何?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中居正広氏女性トラブルを巡るフジテレビ社長会見に思う

2025-01-17 20:14:29 | マスメディア
今日フジテレビ社長が中居正広氏女性トラブルに関する記者会見を行っていたが内容は何もなく聞くに堪えない酷いものだった。
問題になっている女性トラブルについては発生直後から把握していたが秘匿案件としていた、と言明していた。
これは「表沙汰にならなければそれでやり過ごしたい」ということだからまったく反省の余地はなかったんだねぇ。
つい数日前も「当社の社員の関与はない」の言っていたが今日は「近く立上げる第三者委員会の調査結果に委ねたい」と変わってしまった。
社長は週刊誌近刊でも類似現場に立ち会っていることを報じられているのでもう少しことの詳細を話しできたはずだがそれもなかった。
言ってみれば疑惑の中心にいた人物なのだが全ては「第三者委員会に」を逃げ口上に何も説明することはなかった。
これではフジテレビの罪のない多くの社員は浮かばれない。

フジテレビといえば中興の祖とも称される相談役(社長経験者)が未だ健在だが彼自身本件について「知らぬ、存ぜぬ」を押し通している。
とても信じられないことだがもし仮にそうであればここは蛮勇を奮って真相を明らかにすべき時だ。
やっぱり第三者委員会任せではいけないと思う。
自浄作用の片鱗でも見せて欲しい。

とにもかくにも今日の不祥事記者会見はかって見たことのない史上最悪の部類のものだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石丸新党の不思議さに思う

2025-01-16 11:00:17 | 政治
先だっての都知事選で旋風を巻き起こした石丸氏が昨日記者会見して来る都議選に挑戦する意気込みを示していた。
ただ当人は出馬することなく新党を立ち上げ候補者を支援する立場に徹するとのことだ。
それはそれで結構なのだが不可解なのは政党にもかかわらず特定の政策を待たず他党との掛け持ちも容認するという点だ。
候補者は自由に独自の政策を主張する、どんな政党の支援を受けてもよい、というのはとても緩い結びつきの政党だねぇ。
これで政党として最低限の纏まりがキープできるのか、いささか心配である。
この新党について維新の会の吉村共同代表も賛意を示しているがこれもよく理解できない。(笑)
石丸氏の描く世界はまるで政界を液状化させるようなものだがこれが直ちに望ましい方向だとはとても思えない。
さて半年後の都議選に向けて何人の候補者が「公認」を求めて応募してくるのかねぇ。
改革マインドを持ったフレッシュな新人の登竜門になればいいのかもしれないがそれだけでは一過性の出来事に終わってしまう、という気がしてならない。
政治も「ゴーイング・コンサーン」だぜ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京女子医大元理事長の犯罪に思う

2025-01-15 18:51:02 | 社会犯罪
東京女子医大元理事長が背任容疑で逮捕されたとのことだ。
大学の施設工事を請け負ったとされるが業務実態のない建築士を介して不正な資金が元理事長側に還流させた疑いだが元理事長の自宅付近の路上で数千万円が現金で実際に建築士・元理事長側近間易い。されていたということを聞くと本当に生生しいねぇ。
それに当該建築士の取り分がこの理事長の50%に上るというから一体どんな関係かと、思ってしまうねぇ。(笑)
まぁ、そんな下衆の勘繰りは別にして、学校法人というのは創業者の支配下にある場合が結構多いので同類の犯罪を生み易い。
評議員会など外部のチェックも形だけということになりがちである。
それを文科省がせっせと助成金を交付するのもなんだかなぁ。
文科省はいったい何をどう監督しているのか・・・?、もしも監督能力が十分ではないという自覚があるのならせめて(今回のケースから)厳然と処分していったらどうだろう。
私学助成金は5年、10年停止してもいいのではないだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする