意外と効率的でかつ時間の有効活用ができるのが、通信教育(動画付) です!!
社労士試験を受験された方には、本当にお疲れ様でした。いままでの疲れを回復するために、まずはゆっくり休んでください。
ここに、書き始めましたのは、もう受かったなあと思える方には、縁のない話です。特に中高齢者で、試験結果がボーダーラインだなあとか、まったく箸にも棒にもかからなかった方が読んでください。
私が受験したのは、60歳前後のころです。中高齢者ですね。4回目の受験で受かりました。その経験で書かせていただきます。というのも、中高齢者には中高齢者の勉強態勢があるような気がしたからです。中高齢者は、ここでは、私が受験を思い立った50代後半と考えてください。
さて、しばらくはゆっくりして、再チャレンジを考えたとき、今後の勉強態勢というか、通学、通信教育、独学どれでやるのかを再度考えておく良い時期かもしれません。
まずは、通学と通信教育を論じてみます。通信教育といっても最近の動画付きのものを前提に考えることにします。どちらも講師の進行によって進行しますので、それによって勉強を進めていけば、計画的に試験までは一応のスケジュールをこなすことができます。ただ、通信教育の方は、自分なりの時間を見つけてそれなりの時間を確保し、確固たる意志の下で机に向かわなければ、スケジュールをこなすことはできませんし、それは、通学も一緒で、通う意思と通う時間等は確保しなければなりませんが、ここらは中高齢者は、一般には若者と違い「遊ばず」に、計画的に遂行確保できるはずと思われます。
通学の場合は、臨場感がありいつでも質問ができるということでしょう。また、仲間が出来、刺激し合うことによって、勉強の進行ができることでしょう。ただ、私の場合は、職場に電車で1時間かけて通っていたので、通学時間等の節約のために、いつでも勉強のできる通信の方を選択しました。通勤時間でも、やり方によっては貴重な勉強の時間帯となります。通学は質問ができるといっても、そこも通信の動画では中央の著名な講師が実にうまく、臨場感そのままに、どこが分からなくなるのかを心得て、講義をしてくれますので、質問するところはあまりありませんでした。通信も質問システムが完備しておりましたが、質問したのは数か所程度だったように思います。「何度も聞ける」というのを動画(通信)では強調しているように思えますが、これは間違いで何回でも聞いて分かると思って聞くと、本当に時間の無駄で、そう思って聞くのではなく、聞き逃しのないように聞くことが必要です。私の場合 毎朝朝早く起き、動画(通信)を開いて講義を聞いていたように思います。土日は、割と時間も取れることから、通信制度を行っている同じ資格学校の教室を借りて勉強をしました。そこでは通学の人とも知り合いになり、お互い状況を確認し合えるような環境にはあったように思えます。そう考えると、結構、動画を利用した通信教育の方が、時間を有効に使い、また通信でも通学の長所と同様のことは、十分できるというのが本当のところでしょう。
さて、問題は独学です。特に中高齢者には初めからはお勧めできません。中高齢者は、若い人に比べて、呑み込みも遅く(失礼)、暗記の速度も落ちています。社労士受験の特徴は、科目数が多く、出る範囲が相当広範囲になるということですが、そんな学習能力の落ちている中高年者には、初めからは不向きです。通学・通信で一通りの知識の詰め込みをしてから、具体的には、社労士の受験の概要というか、頭の中に一応の知識の整理・鳥瞰図ができてから、独学に入っていかないと初めからは非常に非効率的であるように思えます。教科書の一行一行に引っ掛かり、なかなか進めず、そのうち試験が目に前に来てしまうことになります。一般的には中高齢者の場合は、仕事もお持ちの方が多いようですから、お金は十分とはいえませんが、通学・通信を受験するお金ぐらいはあるはずです。(もちろん、中には若い人に比べても、知識も気力も十分の方もいらっしゃることもあり、必ずしも通学・通信を勧めるのが適当ではない方もいらしゃるとは思います。)
しかし、私のように、4回も受験すると、2・3回も同じ講義を聞くよりは、自分で計画的に*教科書を購入して、自分なりの効率的と思える勉強ができるようになってきます。初めは広範囲と思えた出題範囲も、学校のスケジュールどうりやるのではなく、自分の得意な不得意の分野が出てきて、そのとおりやるよりは、自分なりの効率的な勉強ができるようになっています。先ほど申し上げた、おおよその鳥瞰図が頭の中に入っていれば、あとはそこに知識の確認・より詳細な知識の整理をやっていけばよいでしょう。ここからが独学というのか、学校の勉強を離れてできると考えられます。とすれば、3・4回目からは、教科書の購入程度の代金で受験ができるようになるでしょう。3回目以降というのは、私の場合は初回の受験では、まったく整理がつかずに、受験も記念受験でして、2回目からやっと知識が定着してきたように思われるからです。とすれば、知識の整理・定着等が終えた時点でのここからが、時間も費用も、相当程度節約できる独学に切り替える時期と思われます。
ただし、学校によっては、複数回受験の方には、より安くして受験者に便宜を図ってているところもあり、私の場合も最後まで通信で勉強しましたし、会っても話してもいませんが、おかげさまで恩師とも思える講師ができました。しかし、最後まで通信にしがみついたので、安くなったとはいえ、独学よりも相当なお金を消費してしまいました。(私の場合は、このテキストは初心者用と*2相当ハイレベルのものがあり、ハイレベルの方は最後まで自分の中で消化できなかったという事情があり、最後まで4回の受験まで通信教育にしがみついた理由はもう一つはここにありますが・・・)
孤独な独学の時の一服の清涼剤となるのが、月刊誌でしょう。大手からは、2社ほど出版されており、月ごとに1科目ごとにまとめられていますが、月度とに分断されているため、まとめて知識を得るためには不適切ですが、テキストとしてではなく、テキストを見るのに飽いたときにぱらぱらっとみるべき価値はあります。それなりの知識を瞬間瞬間で得ることができ、コラム等もありますので・・・。さらに、さらに見るべき特定の月刊誌があります。横断整理と法改正です。横断整理はどの教科書等も一長一短です。かってはあまりにも詳しくしたため、どこが違っているのか対照として浮かび上がってこないうというものもありました。逆に対照部分は分かるのだけれども、あまりにも簡単すぎて今度はよほど勉強したものでないと全体が浮かばないというものもありました。その点、月刊誌ではうまくまとめられているものも見かけました。もう一つは、法改正です。法改正は最新のデータで改正部分にふれていることが必要ですが、この点、独学者にとって必要な改正の情報が得られる唯一のものが月刊誌だといえるからです。
私の経験と一般的に云われている受験態勢の強み・弱みから、申し述べてみましたが、それぞれ各自個別の諸事情もあり、自分にあったものに、自分状況にあったものに決めればいいわけですが、私の例が参考になればと述べさせていただきました。いずれにしても、受験後、リベンジ・再チャレンジする場合のこの時期に、リベンジ・再チャレンジする前に、もう一度考えて直してはどうでしょう。それでも同じ受験態勢でいくのもいいし、また別の方法をその長所等を十分考えた上で決定するのもいいかもしれません。
* 教科書 今の教科書は、覚えるための絞った最低限のレベルのもの、相当なレベルのものまで載せているものや、CD付きで値段も相当に手ごろなものなどあり、非常に恵まれているなという印象がありますが、逆にいうと選択の範囲が広まった分どれを選ぶのか難しくなっているようです。いずれにしても、基礎の部分+αを中心に選びたいものです。詳細なものは分冊化されたものや1冊(あるいは2冊に)にまとめられたものがあります。
*2 相当ハイレベル この教科書は、現在編集されて、相当やさしくなったように思われます。
社労士試験を受験された方には、本当にお疲れ様でした。いままでの疲れを回復するために、まずはゆっくり休んでください。
ここに、書き始めましたのは、もう受かったなあと思える方には、縁のない話です。特に中高齢者で、試験結果がボーダーラインだなあとか、まったく箸にも棒にもかからなかった方が読んでください。
私が受験したのは、60歳前後のころです。中高齢者ですね。4回目の受験で受かりました。その経験で書かせていただきます。というのも、中高齢者には中高齢者の勉強態勢があるような気がしたからです。中高齢者は、ここでは、私が受験を思い立った50代後半と考えてください。
さて、しばらくはゆっくりして、再チャレンジを考えたとき、今後の勉強態勢というか、通学、通信教育、独学どれでやるのかを再度考えておく良い時期かもしれません。
まずは、通学と通信教育を論じてみます。通信教育といっても最近の動画付きのものを前提に考えることにします。どちらも講師の進行によって進行しますので、それによって勉強を進めていけば、計画的に試験までは一応のスケジュールをこなすことができます。ただ、通信教育の方は、自分なりの時間を見つけてそれなりの時間を確保し、確固たる意志の下で机に向かわなければ、スケジュールをこなすことはできませんし、それは、通学も一緒で、通う意思と通う時間等は確保しなければなりませんが、ここらは中高齢者は、一般には若者と違い「遊ばず」に、計画的に遂行確保できるはずと思われます。
通学の場合は、臨場感がありいつでも質問ができるということでしょう。また、仲間が出来、刺激し合うことによって、勉強の進行ができることでしょう。ただ、私の場合は、職場に電車で1時間かけて通っていたので、通学時間等の節約のために、いつでも勉強のできる通信の方を選択しました。通勤時間でも、やり方によっては貴重な勉強の時間帯となります。通学は質問ができるといっても、そこも通信の動画では中央の著名な講師が実にうまく、臨場感そのままに、どこが分からなくなるのかを心得て、講義をしてくれますので、質問するところはあまりありませんでした。通信も質問システムが完備しておりましたが、質問したのは数か所程度だったように思います。「何度も聞ける」というのを動画(通信)では強調しているように思えますが、これは間違いで何回でも聞いて分かると思って聞くと、本当に時間の無駄で、そう思って聞くのではなく、聞き逃しのないように聞くことが必要です。私の場合 毎朝朝早く起き、動画(通信)を開いて講義を聞いていたように思います。土日は、割と時間も取れることから、通信制度を行っている同じ資格学校の教室を借りて勉強をしました。そこでは通学の人とも知り合いになり、お互い状況を確認し合えるような環境にはあったように思えます。そう考えると、結構、動画を利用した通信教育の方が、時間を有効に使い、また通信でも通学の長所と同様のことは、十分できるというのが本当のところでしょう。
さて、問題は独学です。特に中高齢者には初めからはお勧めできません。中高齢者は、若い人に比べて、呑み込みも遅く(失礼)、暗記の速度も落ちています。社労士受験の特徴は、科目数が多く、出る範囲が相当広範囲になるということですが、そんな学習能力の落ちている中高年者には、初めからは不向きです。通学・通信で一通りの知識の詰め込みをしてから、具体的には、社労士の受験の概要というか、頭の中に一応の知識の整理・鳥瞰図ができてから、独学に入っていかないと初めからは非常に非効率的であるように思えます。教科書の一行一行に引っ掛かり、なかなか進めず、そのうち試験が目に前に来てしまうことになります。一般的には中高齢者の場合は、仕事もお持ちの方が多いようですから、お金は十分とはいえませんが、通学・通信を受験するお金ぐらいはあるはずです。(もちろん、中には若い人に比べても、知識も気力も十分の方もいらっしゃることもあり、必ずしも通学・通信を勧めるのが適当ではない方もいらしゃるとは思います。)
しかし、私のように、4回も受験すると、2・3回も同じ講義を聞くよりは、自分で計画的に*教科書を購入して、自分なりの効率的と思える勉強ができるようになってきます。初めは広範囲と思えた出題範囲も、学校のスケジュールどうりやるのではなく、自分の得意な不得意の分野が出てきて、そのとおりやるよりは、自分なりの効率的な勉強ができるようになっています。先ほど申し上げた、おおよその鳥瞰図が頭の中に入っていれば、あとはそこに知識の確認・より詳細な知識の整理をやっていけばよいでしょう。ここからが独学というのか、学校の勉強を離れてできると考えられます。とすれば、3・4回目からは、教科書の購入程度の代金で受験ができるようになるでしょう。3回目以降というのは、私の場合は初回の受験では、まったく整理がつかずに、受験も記念受験でして、2回目からやっと知識が定着してきたように思われるからです。とすれば、知識の整理・定着等が終えた時点でのここからが、時間も費用も、相当程度節約できる独学に切り替える時期と思われます。
ただし、学校によっては、複数回受験の方には、より安くして受験者に便宜を図ってているところもあり、私の場合も最後まで通信で勉強しましたし、会っても話してもいませんが、おかげさまで恩師とも思える講師ができました。しかし、最後まで通信にしがみついたので、安くなったとはいえ、独学よりも相当なお金を消費してしまいました。(私の場合は、このテキストは初心者用と*2相当ハイレベルのものがあり、ハイレベルの方は最後まで自分の中で消化できなかったという事情があり、最後まで4回の受験まで通信教育にしがみついた理由はもう一つはここにありますが・・・)
孤独な独学の時の一服の清涼剤となるのが、月刊誌でしょう。大手からは、2社ほど出版されており、月ごとに1科目ごとにまとめられていますが、月度とに分断されているため、まとめて知識を得るためには不適切ですが、テキストとしてではなく、テキストを見るのに飽いたときにぱらぱらっとみるべき価値はあります。それなりの知識を瞬間瞬間で得ることができ、コラム等もありますので・・・。さらに、さらに見るべき特定の月刊誌があります。横断整理と法改正です。横断整理はどの教科書等も一長一短です。かってはあまりにも詳しくしたため、どこが違っているのか対照として浮かび上がってこないうというものもありました。逆に対照部分は分かるのだけれども、あまりにも簡単すぎて今度はよほど勉強したものでないと全体が浮かばないというものもありました。その点、月刊誌ではうまくまとめられているものも見かけました。もう一つは、法改正です。法改正は最新のデータで改正部分にふれていることが必要ですが、この点、独学者にとって必要な改正の情報が得られる唯一のものが月刊誌だといえるからです。
私の経験と一般的に云われている受験態勢の強み・弱みから、申し述べてみましたが、それぞれ各自個別の諸事情もあり、自分にあったものに、自分状況にあったものに決めればいいわけですが、私の例が参考になればと述べさせていただきました。いずれにしても、受験後、リベンジ・再チャレンジする場合のこの時期に、リベンジ・再チャレンジする前に、もう一度考えて直してはどうでしょう。それでも同じ受験態勢でいくのもいいし、また別の方法をその長所等を十分考えた上で決定するのもいいかもしれません。
* 教科書 今の教科書は、覚えるための絞った最低限のレベルのもの、相当なレベルのものまで載せているものや、CD付きで値段も相当に手ごろなものなどあり、非常に恵まれているなという印象がありますが、逆にいうと選択の範囲が広まった分どれを選ぶのか難しくなっているようです。いずれにしても、基礎の部分+αを中心に選びたいものです。詳細なものは分冊化されたものや1冊(あるいは2冊に)にまとめられたものがあります。
*2 相当ハイレベル この教科書は、現在編集されて、相当やさしくなったように思われます。
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