松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

マイケル・コスチュークさん

2009-03-24 22:38:37 | 復活奮闘日記
先日、山口で行われた「和蝋燭の世界」の翌日、花柳寿寛福さんと一緒にマイケル・コスチュークさんのアートスタジオにお邪魔しました。

マイケルさんはテキサス州出身のアメリカ人で、日本人女性と結婚し約10年前から山口市に住んで創作活動をしています。光と影に非常に興味を持っているとのことで、影を取り入れたユニークな作品によって個展も多く開かれています。


これは"Dream Bicycle"夢の自転車なんですって。ろうそくを灯してヘッドライトにペダルは本。サドルも本。ハンドルは片手(だって片手で本を読むからなんだって…。)後ろの荷台は本棚。このアート作品、本好きな人間なら思わずにんまりしちゃうような夢の自転車です。

作業部屋は案の定ごちゃごちゃとしてますが、天井付近にはやたらと紙垂(しで)が垂らしてあって、う~む。ここは聖域という意味かな?写真を使って紙垂を使っているのも何か意味があるのかもしれません。そこまで突っ込んで質問できなかったけど。


プラスチック板を自在に使って、人体と影を生かした作品。不思議な色気がありますね。


マイケルさんはなんと弓道もされていて、ただいま弐段なんだそうです。(私と同じ!)おかげでつたない私の英語ながら弓道談義もできました。特に櫨蝋のワックスについて、いかに竹弓に良いかという事を念入りに説明したら、納得して購入してくれました。(いや、その、あの、別に売りつけようと思ったわけでもないんだけど…。)

マイケルさんはいろいろと次のアート作品を考案中の様子で、特に「和蝋燭の世界」に刺激を受けたのか、前衛的な作品のアイディアを聞かせてくれました。寿寛福さんと私はちょっと口ぽかーんな(そんなヘンな事、日本人には考えつかんよね、みたいな)感じでしたが、後でよく考えたら、案外イケるんじゃないかという気になってきたりして。

ともかく古いモノに新しい考えを注入することで、驚くほど斬新なものが生まれる時があります。マイケルさんによって、山口では和ろうそくを使った新しい芸術文化が発信されるかもしれません。

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来年度も「ほとめきまち旅博」

2009-03-24 00:05:39 | 復活奮闘日記
昨年11月に行われた「ほとめきまち旅博」の報告会が久留米市役所で行われました。私は協力するサプライヤーという立場で参加したので、報告会にも顔を出しておくことにしました。

報告会の中で、ナイトツアーをした池町川の方たちの成功例などが話されました。今でも夜のガイドツアーは続けているのだそうです。ガイド付きで飲み屋を回るツアーってのはかなり面白いと思います。知らない土地の飲み屋さんってなかなか行きにくいもんだし。屋台巡りも好評だとか。

来年度に向けての組織図なんかも発表されてたりして、私は「あ、やっぱり来年度もやるんだ~。」って感じで鈍い反応でしたけど、とりあえず市側の意気込みだけは伝わってきました。

何事も二回目からが難しいもんです。一回目の経験や反省を生かして、今度のまち旅博もぜひ進化していくといいですね。

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