松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

福岡地区弓道近的選手権大会

2009-04-29 22:07:44 | 和弓と櫨
今日は福岡地区弓道近的選手権大会が博多の森弓道場で行われました。

この大会は県の選手選考会も兼ねているとのことで、ゆくゆくは明治神宮まで続いているとかなんとか聞いたので、さっそく受付で「選考会にエントリします。」と申し込みました。そう。何があるかわかんないもんね。ひょっとしたらひょっとするかもしんないし。ほら、「エースをねらえ!」の宗方コーチみたいな人が、私を指名してくれるかもしんないし?な~んて。


私の立ち順は37。12人立ちで、一人欠席がいたので私は落ちに入ってました。競技では珍しく一手礼射を二立です。

あわてモノの私は、礼射の方がまだ中るので「大丈夫大丈夫」と落ち着きながら引きましたが、一立目は土足でガッカリ。昼食前にもう一回立つと、一本だけなんとか的の端っこに中りました。

つまり4射1中で、とーぜんのごとく予選落ち。

「もう、1本しか中らないなんてつまんない。」とぼやいていると、算段のM子さんが
「あーたねぇ、この大きな舞台で1本中ることがどんなにすごいことか。ほら、20年以上引いている先生たちを見てごらんよ。」

たしかに五段六段、称号者の先生たちですら1本しか中らない人もいるし、時にはゼロの人もいます。
「中らないと辛いでしょうねぇ。」
「弓歴が長くなればなるほど、中らないと辛いんだってば!」

弓道は全て無言で行います。人が何を考えながら引いているのか、弓を引いて何を思うのかはナゾです。様々な葛藤と、激しい想いを心の奥に秘めてるってことだけはわかるんですが…。

というわけで、何度も土足経験があるM子さんは2中で予選通過。競射で1中して近寄せの結果、見事5位入賞しました。

大会の後、私は道場に帰ってきて練習。宗方コーチならぬ鬼熊コーチ(?)から厳しい特訓を受けたおかげで、少し射形を改良できそうです。

次の射会は来月末。熊本県植木町のスイカ争奪弓道大会。今度こそがんばってスイカをゲットするぞ~~!

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