「正徳芯和ろうそく お供え用」のパッケージが完成しました。
少しずつ、いろんな方に見て頂いて用途を説明すると、7割ぐらいの人達が「これはイイ!」と言ってくれます。よく法要に顔を出す必要のある方ほど、使い道を理解してくれるようです。
逆にほとんど法要に出たことのない人や、身近な人や大切な人を亡くしてない若い人には、全くピンとこないようでした。つまるところ若いってことは、死の存在がほとんど感じられないってことなんでしょう。
「お供え用」を弓のT先生がさっそく使ってくれることになりました。宮崎にいる親しかった友人が亡くなったので、手紙と共に送りたいとのことです。第一号を使ってくれるということで、私はぜひ使い心地(?)をT先生に聞いてみました。
「先生、もうあの「お供え用」は送ったんですか?」と私。
「いいや。」
「…亡くなってしばらく経つし、早く送った方がいいんじゃないですか?」
「いや、その、手紙がうまく書けなくてどうも…。」
しばらく経ってもう一度聞いてみました。
「もう書いて送りましたか?」
「いや、早く送ろうと思ってるんだけどね。」
「……亡くなってもう軽く四十九日は過ぎてますよ。」
「う、うむ。それがどうも、本人は亡くなっているわけだから、遺族あてに書くわけで、どう書いていいのか…。」
「……適当に書いたらどうですか?」
「そういうわけにはいかん!」
更にしばらくしてもう一度聞いてみました。
「もう送りましたよね?」
「そ、それが…。」
「手紙を書いて「お供え用」と一緒に送ってもらったら、遺族はきっと喜びますよ。」
「うむ。早く書こう書こうと気持ちは焦っているんだが…。」
「今夜にでも書いたらいかがですか?」
「う、うむ。よし!今夜がんばって書こう。」
それから更にしばらくして再び聞いてみました。
「まさか、まだ送ってないんじゃ…?」
「う…。何度もペンを握って書こうとするんだが…。」
「……もう、初盆の頃に送りますか?」
「…そうしようかな。」
「お供え用」の使用感(?)を聞くのは、まだまだ先になりそうです。
↓押してくださると励みになります。
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少しずつ、いろんな方に見て頂いて用途を説明すると、7割ぐらいの人達が「これはイイ!」と言ってくれます。よく法要に顔を出す必要のある方ほど、使い道を理解してくれるようです。
逆にほとんど法要に出たことのない人や、身近な人や大切な人を亡くしてない若い人には、全くピンとこないようでした。つまるところ若いってことは、死の存在がほとんど感じられないってことなんでしょう。
「お供え用」を弓のT先生がさっそく使ってくれることになりました。宮崎にいる親しかった友人が亡くなったので、手紙と共に送りたいとのことです。第一号を使ってくれるということで、私はぜひ使い心地(?)をT先生に聞いてみました。
「先生、もうあの「お供え用」は送ったんですか?」と私。
「いいや。」
「…亡くなってしばらく経つし、早く送った方がいいんじゃないですか?」
「いや、その、手紙がうまく書けなくてどうも…。」
しばらく経ってもう一度聞いてみました。
「もう書いて送りましたか?」
「いや、早く送ろうと思ってるんだけどね。」
「……亡くなってもう軽く四十九日は過ぎてますよ。」
「う、うむ。それがどうも、本人は亡くなっているわけだから、遺族あてに書くわけで、どう書いていいのか…。」
「……適当に書いたらどうですか?」
「そういうわけにはいかん!」
更にしばらくしてもう一度聞いてみました。
「もう送りましたよね?」
「そ、それが…。」
「手紙を書いて「お供え用」と一緒に送ってもらったら、遺族はきっと喜びますよ。」
「うむ。早く書こう書こうと気持ちは焦っているんだが…。」
「今夜にでも書いたらいかがですか?」
「う、うむ。よし!今夜がんばって書こう。」
それから更にしばらくして再び聞いてみました。
「まさか、まだ送ってないんじゃ…?」
「う…。何度もペンを握って書こうとするんだが…。」
「……もう、初盆の頃に送りますか?」
「…そうしようかな。」
「お供え用」の使用感(?)を聞くのは、まだまだ先になりそうです。
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