この本は、人生をハッピーにするためのスパイスがいっぱい詰まった本である。勿論、スパイスを上手に使うかどうかはシェフである貴方の腕次第。まずは本を読み、そして実践あるのみだ。
著者である和気香子氏は、東大、女優、MBA、大手外資系企業、ベンチャーキャピタル等を経て、今はエグゼクティブ・コーチをされている方。この経歴を見る限り、天が二物も三物も与えた方なのであろう(注:残念ながら本に著者の写真はない)。
不勉強ながら、“エグゼクティブ・コーチ”なるものがどんな職業なのか、僕は知らない。が、この本を読む限り、悩みを抱えた方や自分の進むべき道のわからない方の話を聞き、その解決のお手伝いをする仕事のようである。全知全能の神? いや、違う。そうではない。解決方法というか答えは、初めから相談者の中にあるのである。ただ、それに本人が気が付いていないだけ。エグゼクティブ・コーチは、相談者の話を聞き、問題点を整理し、そして新たな視点を提供する。この過程で相談者は自ら答えに気付くのである。つまり、エグゼクティブ・コーチとは、人に気付き、発見を与えるスペシャリスト。この本は、そんな「人の気持ちがわかる」プロが書いた本なのである。
人の気持ちをわかるために必要なことは、【他人・自分・物事】をどういう視点でとらえるかと、いかに想像力を働かせるかだと著者はいう。そして、人の気持ちがわかる人は自分ともうまく付き合えるという。
この本には、そのために必要な視点、思考のプロセスと、そうした考え方を身に着けるためのエクササイズが書かれている。まさに“気付き”の秘伝書か、“気付き人間”養成ギブス(ちょっと古い?)といった感じだ。
僕は、所詮、人間同士は解り合えないと考えている。解り合えないからこそ、解り合う努力が必要だと思う。ただ、そんな努力を皆にするのは大変。好きな人のことは、それこそ伝記を書けるくらい知りたいと思うが、関心のない人にはとことん関心がない。仕事その他の関係で付き合わざるを得ない場合は必要最低限でいい、といった感じ。
が、そういう考え、気持ちは周りにも伝わり、逆に周囲からもそれなりの対応しかされていないのであろう。この本を読み、深く反省した次第。自分の考え、行動が変われば、人間関係が劇的に変化するかもしれない。
よし、明日からこの本のエクササイズを少しずつ始めよう。新しい人間関係を創るために、ちょっぴりハッピーになるために。
著者である和気香子氏は、東大、女優、MBA、大手外資系企業、ベンチャーキャピタル等を経て、今はエグゼクティブ・コーチをされている方。この経歴を見る限り、天が二物も三物も与えた方なのであろう(注:残念ながら本に著者の写真はない)。
不勉強ながら、“エグゼクティブ・コーチ”なるものがどんな職業なのか、僕は知らない。が、この本を読む限り、悩みを抱えた方や自分の進むべき道のわからない方の話を聞き、その解決のお手伝いをする仕事のようである。全知全能の神? いや、違う。そうではない。解決方法というか答えは、初めから相談者の中にあるのである。ただ、それに本人が気が付いていないだけ。エグゼクティブ・コーチは、相談者の話を聞き、問題点を整理し、そして新たな視点を提供する。この過程で相談者は自ら答えに気付くのである。つまり、エグゼクティブ・コーチとは、人に気付き、発見を与えるスペシャリスト。この本は、そんな「人の気持ちがわかる」プロが書いた本なのである。
人の気持ちをわかるために必要なことは、【他人・自分・物事】をどういう視点でとらえるかと、いかに想像力を働かせるかだと著者はいう。そして、人の気持ちがわかる人は自分ともうまく付き合えるという。
この本には、そのために必要な視点、思考のプロセスと、そうした考え方を身に着けるためのエクササイズが書かれている。まさに“気付き”の秘伝書か、“気付き人間”養成ギブス(ちょっと古い?)といった感じだ。
僕は、所詮、人間同士は解り合えないと考えている。解り合えないからこそ、解り合う努力が必要だと思う。ただ、そんな努力を皆にするのは大変。好きな人のことは、それこそ伝記を書けるくらい知りたいと思うが、関心のない人にはとことん関心がない。仕事その他の関係で付き合わざるを得ない場合は必要最低限でいい、といった感じ。
が、そういう考え、気持ちは周りにも伝わり、逆に周囲からもそれなりの対応しかされていないのであろう。この本を読み、深く反省した次第。自分の考え、行動が変われば、人間関係が劇的に変化するかもしれない。
よし、明日からこの本のエクササイズを少しずつ始めよう。新しい人間関係を創るために、ちょっぴりハッピーになるために。
エクササイズ、まずは一回だけでもやってみてくださいな。なんか面白かったら続けてみて、つまらなければやめちゃって、という気楽なスタンスで。