25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

介護報酬の減額の意味すること

2015年01月13日 | 社会・経済・政治
 介護施設事業主の報酬が2.75%減額となりました。介護士の月額報酬は12000円増えることになりました。
これは何を意味しているのでしょう。儲けすぎている介護事業者からお金をとり、国や県、市町村の出費を抑えたいのか。
それは違います。介護士の報酬が上がったら、介護士を減らす、ボーナスや研修などを減らす、料理屋や掃除をする人を減らす、という対抗策を事業主はとってくるかもしれません。収支トントンでやっているところは赤字となり、そもそも赤字のところは廃業することもありえます。待機被介護者は100万人になるといわれています。
 政府の狙いは、自宅介護を目指しています。そこが一番の介護費を減らす手段です。訪問介護の充実で介護施設をもうこれ以上増やさないという意図がよくわかります。

 それよりもなによりも、健康に気をつければ、つまり過剰なストレスや過剰な食べ過ぎ・飲みすぎ、適度な運動、正しい姿勢を
身につけさせることができたら、被介護者は確実に減るはずです。
 いよいよ私の考えていたことを現実的に、病院でもない、だれかがきちんとした知識をもってやらなければならない時代に入ったことを意味します。美容と健康助言、美容とボディチューニング。
 今回の法律改正によって、私のノウハウが注目されています。全国規模の団体からのオファーが多くなりました。
 みなさんも、本気で私が講習で言ってきたことを実践されるとよいと思います。顔だけの、ただマッサージをするだけの店は淘汰されていくことになるでしょう。専門的な知識と技術を身につけるのがよいと思います。