25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

ウィスキー

2015年01月27日 | 日記
「 山崎」というウィスキーはこれはこれでおいしい。「余市」はスモキーさがあって、これもまたこれはこれで美味しい。飲む場面で美味しさが違ってくる。食事のあとなどでは「山崎」がうまい。食事からしばらく経ったあとで、バーなどで飲む「余市」は旨い。ウィスキーはスナックなどでダルマが流行っていた最盛期の30%ぐらいらしいが、世界的には振興国の台頭もあって、生産量は増えているらしい。
 ところで、「余市」は世界グランプリを3回とり、山崎は1回とった。昨日のニュースをみると今度は「竹鶴」がグランプリを取ったらしい。「竹鶴」はブレンドウィスキーである。20年ものなどは日本では手に入らないという。
  朝ドラマの「まっさん」を見ていると、ウィスキー作りに執念を燃やした結果が引き継がれて世界で一番のウィスキーとなった。サントリーもさすがである。豊穣なうっとりするウィスキーを作り出した。まっさんとサントリーが作った「山崎蒸留所」の結果が見事にでている。
 和食には日本酒。フレンチやイタリアンにはワイン。中国料理には紹興酒。それぞれの料理にはそれぞれぞれの酒が合うが、奇妙であると思うのは「焼酎」が割合となんにでも合う、と思う。
 都会の風景で、カウンターバーでカクテルやウィスキーを飲んで、語らっている場面がある。「よるタモリ」の「ホワイトレインボウ」でも看板に「ウィスキーありマス」と書いてあるが、どうももなさん、ビールを飲んでいるのが残念ではある。
 若い頃、ウィスキーを飲むのは苦手だった。学生には「レッド」がせいぜい買える時代だったのだ。「ニッカ」もあった。飲み過ぎると吐いていた。
 ところが30代に入って、だんだんとウィスキーに馴染んできた。そして今は「強いアルコール」のものを好むようになっている。大量に飲むことはないが、必ずチェーサーを用意してもらって飲むようにしている。
 水割りであってもあれは水ではない。利尿作用があって、脱水症状を起こすことも考えられる。氷が入っているから心配ないだろうという話ではない。ところが専門家はそうではないと思うが、よくある普通のスナックではチェーサーをだしてくれるところは少ないし、ウィスキーとブランディの違いもわからないところも多い。せめて「水」をください、と言えばよいのだ。