25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

芸能人の work shop

2015年04月18日 | 映画
 若い30代の男性社員に「からだ」のことについて僕のアプローチで講習した。
  「週刊新潮」ではたまたま「フランスが痩せすぎ女性モデル禁止令」がでたこともあって、Body Mass Index、とまりBMIの数値の出し方から話を始めた。BMI は 体重÷身長の2乗で計算する。僕の場合だと体重は68KG、身長は173cm(これをm にすると)1.73m である。すると僕のBMI(体脂肪率とか、体格指数ともいう)は23.529となるので、合格となる。18以下は栄養失調、25以上はメタボとなるわけだ。

 やせて、ほっそりしていることが至上の美だと勘違いしている女性が多いのには気がついていた。エステを習いにくるのである。そういう女性はまず手が冷たい。力がない。全くエステテシャンには向かない。行き過ぎると摂食障害となる。外見のことばかり気にしているのである。

 北川景子は「花のあと」という映画では素晴らしかったが、着物ではなく洋服となるとあまりにも脚の形が悪く、O脚で曲がっている。しかも細い。日本でも禁止令がでたら俳優ができなくなるかもしれない。

 とにかく日本の女性は脚の形の悪い人が多い。
 米倉涼子ももう少し足先を外に向ければ脚の形はもっとよくなる。

 そこで日本の芸能人や希望の人たちに、栄養のことや、スタイル、歩き方のことを教える専門の work shop を開いたらどうかと明日、この会社に提案するつもりである。

 と今日は講習を行い、くたびれた。


 

BMI ダイエットには気をつけろ

2015年04月18日 | 日記
 今日から熊本です。4日間びっしりの講習をします。しかも男性ばかりとあって、これは初めてのことです。
 招聘してくれた熊本の井出尾さんが経営する「馬桜」という店で馬肉を食べました。
おもしろいのは、馬の肉の脂は舌の36度ぐらいの温度ですっと溶けていくのです。豚肉はアグー豚以外はそうはいきません。

 馬肉は牛肉よりも赤いのですが、これはおそらくきっとタンパク質のアルブミンが多いのでしょう。アルブミンは血管を丈夫にするタンパク質です。
 血管と言えば、アルブミン不足の栄養失調があります。菜食主義の人に多く、若い「スリム」を意識している女性にも多い栄養失調です。こういう人は早く死にます。人は血管から老いていくのですが、その血管が栄養不足のため弱いのです。フランスではやせたモデルを使う禁止令がでました。

 自分の体重÷身長の2乗で、18以下の場合、モデルになれないのです。「痩せすぎモデル禁止法」です。日本だと、北川景子、河北麻友子、桐谷美玲、あびる優、鈴木えみ、坂口杏里、菜々緒、戸田恵梨香、高橋みなみ、蛯原友里。水原希子、道端アンジェリカ、藤井リナ。

 僕が思うに、ここにあげた人はアンポンタンなのです。外形しか気にしていないわけです。テレビ画面はどうしても膨らんでみえます。そこを意識しすぎてもっと痩せよう、という根拠に彼女たちは「栄養」という知識が足りないのです。

 アメリカ人のようなデブも困りますが、せめて18以上の筋肉も脂もある体が望ましいと、どんなところでも言われていますが、やせ傾向はなかなか変わりません。自分が死ぬときまでわからないのかもしれません。

 惨めなものです。痩せすぎは不妊症、貧血、骨粗鬆症などになる恐れが大です。自律神経の中枢である視床下部をも悪影響を及ぼします。

 エステテシャンはそういう傾向に迎合するのではなく、ちゃんと助言できなければなりません。