25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

大風

2017年03月15日 | 日記

 大風が吹いて、満開を四日ほど続けていた木蓮の白い花が家の前の庭や前の公道に散ってしまう。竹箒で取り除くのだが、また散ってしまう。木蓮と突風はそういえばコンビであった。つまり突風の時期に木蓮が咲く。

 空は風が唸る音で恐ろしいほどだ。何かが飛んでくるかもしれないと注意ぢながら事務所まで歩く。八百屋でポンカンを買った。すでに普通のみかんは終わり、ポンカンや八朔に替っている。時は店に並ぶものも変えていくものだ。途中で耐震工事中の北川を覗く。昔は汚い川だった。今はすっかり透明である。また昔はボラの群れをよく見たものだが、川がきれいになってからは見なくなった。

 今年、獲れなかったもの。サンマ、ボラのからすみ。サンマは一匹も獲れないという有り様だった。

 カレイが驚くほどやすい。片口イワシも安い。ぼくはこれがあれば上等である。イオンにいけばやたらとマグロが多い。スーパーなどの大手は一船買いをするのだろう。マグロが減っているという実感はイオンでみる限りではないのである。

  先週は鬼エビが並んでいたので、塩ゆでをして食べた。美味しかった。ガスエビも毎日並んでいる。

  春になるとどんな魚が並ぶのだったか。メバルは春を告げる魚だというが、最近ではメバルも料理屋にあるときがある。市場に揚がる魚ではないから、誰かが釣ってくるのだろう。メバルのほかに何だったっけ? ああ、鰹。しかし初鰹までまだ日がある。

  テレビは、稲田防衛大臣に火の粉が飛び、オランダとトルコの仲がやばい。金正男暗殺、朴大統領の弾劾から選挙へ。豊洲問題百条委員会のニュースが続く。 

 そんなニュースに割り込むように、プロ野球と稀勢の里の取り組みがはさまれる。