25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

結末のゆくえ

2017年03月27日 | 日記

 稀勢の里の逆転優勝にはびっくりした。左手が使えないから、組むことを避け、とにかく足を運ぶことに徹底していた。足を前へ運べば相撲は取れるものだと思う。それを実行したので、驚いた。

 千秋楽は面白かったが、白鵬の休場でどこか拍子抜けしたものの、相変わらず、宇良や石浦の相撲が面白かった。この小兵の力士たちは今後どのようにしていくのだろうと思う。いずれ十両から小柳や朝乃山、貴源治のような若い有望な力士が上がってくるだろうから、どうやら今後の一年は世代交代のような感がある。

 大相撲があり、籠池喚問があり、忙しい。

 いよいよ安倍昭恵夫人の行動が官僚に「忖度」させたらしい道筋が見えてきている。これを無視し、昭恵夫人や財務省の役人喚問を拒否し続けることは難しいように見える。

 安倍擁護部隊も動員されてワイドショーで反論しているが、その反論もあまり効いているように思えない。

 豊洲問題もだいたい終わりかけている。本当は豊洲市場を建設する談合の疑いまで行ってほしいが、どうやらあとは小池知事の判断である。その点では石原元知事の「不作為の罪」「なぜさっさと移転しないのか」という主張が出て来て、小池都知事側は受けの姿勢になっていおるように見える。

 森友学園の新小学院の建物はどうなるのだろう。建てたものを更地にして返すのももったいない気もする。籠池氏を刑事訴追をして、幕引きとするのか、これの結末も見ものである。