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斜めからインドネシアを眺めよう 655
交通警察官が諸点が在っていない目つきで、自動的に手招きをしている、朝夕の交差点で見られる風景です。大体が、早く来い、早く行け、という合図である。それは、警官だけではない。街の至る所で、手招きをしているのを見ることができる。狭い道で交差する車やバイクは手まねきが必要なのです。バックする時、駐車する時、助手やセキュリティーが必ずやっている。私が運転しているときにも頼みもしないのに、そこらへんにいる人が、その役目をしてくれる。駐車場では、他の車の運転手が手伝ってくれる。全員がチップを期待している。
この手まねきの仕方が、私にとっては、お釜さんがおいでおいでと招いているように見える。警官の多くは、車や人を見ていないで、ただ、習慣で、手を振っているだけのように見える。だいたい、手まねきをしている警官の目と会ったことがない。いやいや、ブランぶらんと手を振っているだけに見える。
小さい子供もそれをまねる。車が来ると、手招きをする。勿論、その子たちが安全確認をして招いているわけではない。ただ、大人や親がやることを真似るだけである。
道の真ん中に立っていて運転手はいちいち、子供を避けて通過しなければならない。子供は得意になってやっている。おそらく、自分がやらせてもらっているという意識が在る
各交差点に警察官がいない時、近所に住む子供や若い者が交通整理をする。小遣い稼ぎだが、明らかにお前がそこに立っていると、邪魔だ。お前がいなければ、迷うこともなくお前を避けることもなく、スムーズに流れる、と言いたい場合も多い。また、今まで、若者がやっていたのに、帰りにそこへさしかかると、小学生がやっている。やっていた若者は直ぐ近くで座って休憩している。子供も躊躇しないで、同じように手まねきやストップの合図をしている。門前の小僧でしょう、しかし、どう見ても危ない、立ち位置が良くない、のでしょう。それで、彼にしてみれば、少なくないお遣い稼ぎになるのですから。物心がついたころから、身に付けたスタイルですから、自然体でしょう。
右折左折、Uターンの手伝いの料金は500Rpが相場です。それ以上やる必要は全くない。
普通はこういうところに置かないコンテナが置いてあった。渋滞の原因になっている道路の強化工事。
手まねき 物まね 邪魔者
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