南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(^_-)-☆オープンが良い

2010-07-10 21:39:31 | 環境

 

斜めからインドネシアを眺めよう 661

最終段階に入っても、まだ、続行している試作ですが、今日、大きく前進した。新しい金型が出来てきて試作をした。まだ、寸法は出ていないが、外観的には満足に近いものができた。土日を挟むのが悔しいが、月曜日に修正して、火曜日に寸法を出そうと思う。バックアップとして、従来試作を続けてきてもう一歩まで来ながらその一歩がなかなか進めない金型についても、なお修正を加えて、水曜日には試作をするつもり。矢継ぎ早に次々と手を打って、ぎりぎりまで、改善を続け、少しでも、満足のゆく製品に近づけたい。また、オペレーターが安定して生産できるように、条件出しを簡単にする。

 

そんな今日でしたが、今、17:00帰り仕度をする前にこれを書いている。前方と右側の殆どがガラスバリの大きな窓と扉になっていているこの現場事務所から、押出工場のほぼ全体を見ることができる。現場の作業員の姿も見えるが、今は、夕食を交替で取っている時間、三交代の皆さんは遠いキャンティーンまで行かないで、ケータリングを現場の一角で、食べている。製品に何かトラブルがあればすぐに対応できるので、彼らにとってもいいし、薄暗い食堂より、明るい現場の雰囲気の中で食べた方がおいしいと思う。

 彼らからも私が現場事務所にいるのは見える。なにをしているかも見ようと思えば見える。不思議に昼間眠くなることは無いが、もし、居眠りしていてもすぐに分かってしまう。逆に彼らが油を売っていれば私の方から直ぐに分かってしまう。

 

こんな某MM2100の中の会社がある。広いとは言えない5千平方メートルの工場や敷地内に監視カメラを50台以上設置して、24時間監視し、何人かの担当者がそのビデオを早送りでチェックをし、社長に毎日、ちょっとでも、怪しいことがあったら報告書として提出させている。刑務所のような極端な監視体制を取らなければ、何かが心配で夜も眠れないのでしょうね、きっと、そういう人は。しかも、インドネシア人の奥さんの親せきの女性を秘書とし、奥さんの弟が自宅のガードマンとして正社員になっていて、主な仕事は犬の散歩。よっぽど、何か、反感を買うような行動や言動を自分が従業員に対してしているという心当たりがあるのでしょうね。

どこかの会社の通訳と同じで、社内で社長の批判をしようものなら、話は誇張されて、社長に報告される。もし、そうでなくても、彼女達を批判していることが耳に入れば、作り話を社長に報告され、心当たりのないことで、社長から嫌がらせを受ける。

怖い会社ですね。そういう会社があるのです。従業員は気の毒です。

 

 そういう人とは性格が逆の私ですから、別に、うるさく仕事ぶりをこの目で、チェックしようとうつもりはない。ただ、現場はできるだけオープンにして、現場事務所にいる私を含めて、リーダー的人たちと、現場の人たちと一体感を持ってもらいたいと思っている。気兼ねなく、現場事務所に入ってきて、必要書類や必要検査表のコピーを取りに来たり、製品の合否の判断に迷った時に聞きに来たりし欲しいと思っている。もっとも、私に気兼ねをするような従業員はいない。

 

サンライズです。どちらがどちらでしょうか、スラウェジ最北端に近いマナードの海岸からブナケン方向とパンガンダランの東海岸から監獄島ネサカンバンガン方向です。ちょっとばかり自慢の写真です。

 

恐怖経営  節約  解放的
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