

結局、マリアさんは水曜日の夜、スラバヤへ向かうことになった。子供ができない状態を、手術をしてでも早く直して、当分、ご主人と一緒に生活をするためです。当然、私から、それに必要なお金は渡す。
新商品と目論んでいる試作を始めているが、今日のところは、予測通りの結果は得られなかった。そう簡単に、いくものではないと半分は思っていたが、一か月や二カ月で完成しそうもないことを知ったのが、収穫といえば収穫でした。
今日はまた、ナイフ式自動カッターが三台納品されてきた。前の三台の不具合点を改良し、インドネシア製4~6号機の改良型と言うことにする。これは直ぐ戦力となるが、おもに、口径の小さいもの余りカチカチの硬くない物の定尺カットをする機会で、その長さの状態で出荷をする。もう一度、社内で切りなおすことはしないためのカッターです。
日本のH社とA社には御免なさいと言う装置です。それらのメーカーから輸入すると現物価格の上に関税梱包運賃、諸手続き費用込こみで、一台400万円以上かかってしまう。その上納期が最短で4カ月ですが、こちらで作れば、95万円納期2か月です。その他の費用は掛りません。中国、台湾製でも200万円以上はかかります。
実を言うと、先日、日本から、緊急で原料を200Kg空輸してもらった。原料費は4万円弱、ところが、日本からの請求は諸手続き費用、運賃、梱包、空輸費用などなどで合計17万円でした。それだけではありません。インドネシア国内で掛った費用がやく10万円、それの殆どは税関費用と関税と運賃でした。恐れ入りました。200kgが27万円でした。1kg1350円です。原因は、この会社の会社としての書類がまだないからです。もう、担当者が常駐して6カ月過ぎ、仕事を初めて4カ月過ぎているのに、いまだに、輸入すらできない状態になっている。今回、輸入ができたのは、はじめてだから、一回だけ、審査を兼ねて通すが、この一回切るだと念を押された。二回目に別の樹脂を手配したが、結局その話を聞いて急きょキャンセルをした始末。ですから、早く、輸入ライセンスを申請できる状態になって欲しいとおもう。
3月初めには、8月末までに収得すると言っていたので、仮のホームページにも、ISOとEPTEについて予定を書いたが、今はEPTEに関しては書いてありません。保税会社(EPTE)の申請もまだ、いつになるか分からないと言っている。今年中に何のとかなるかもしれないと、かなり、後退してしまった。
押出のISOは順調に進んでいるので8月末の目標は変わっていない。会社全体としては、トレーニングが始まるのは9月末以降になるでしょう。それから一般的には早くて半年なので来年の3月以降になることは確定したようです。
早ければ早い方が良いに決まっていますが、いい加減であっては客先に迷惑を掛ける。今後も、日本人の行動によっては早まることは無理で、もっと遅くなるでしょう。
ジャカルタ北部の巷の風景、オランダ植民地時代と現代が交差している。
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