南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(^_-)-☆知らぬが信心

2010-08-25 17:55:40 | 習慣

毎年のことだが、プアサ(断食)の時間Azan subuhについて、テレビ番組の中で宗教指導者に対すら単純な質問がされる。南極や北極に近くに住むイスラムの人たちはどうしているのですか?と。毎年繰り返されるこの質問、永久に決定的な答えは出ないでしょう。宗教者も困っています。人によって答は違います。そうです、勝手に解釈して自分の考えをいっているからです。分からないとか、解釈が色々あってこまっているとか、日照時間を基準にして断食の時間を決めたのが間違いだったとか、そういう宗教者はいない。コーランの曖昧な点は他にもあって、困っているとは言わない。批判はタブーだからです。話は違うが、ジハードの解釈についても、宗教者は困っています。

 断食の時間に戻ります。夕方の断食明けの時間maghrib(buka puasa)については、あらゆるメディアで、大都市の名前とその付近という形で、予測時間と開けた時間が知らされます。では、朝、断食が始まる時間についてはどうでしょうか。早く起きてSahurの後、Imsakイムサックと言います。これが、外国人でイスラムではない私にとってはよくわからない。日照時間から、普通に考えれば、夕方18:00に断食が終われば、翌朝の06:00頃から断食が始まると思う。しかし、どうもそうではないらしい。ジャカルタとその付近は04:30にイムサックになるらしい。私はその時間に起きていることは殆どないし、起きていても、NHKを見ているので、断食の時間の知らせを見たことがない。

 疑問は18:00ころ日没とともに断食から解放されて、なぜ、日が昇る一時間半ほど前に断食が始まるのかということです。日の出とともに断食が始まるのではないのです。どうもよくわからない。断食する時間Azan subuhは赤道直下で13時間半くらいなのです。そのことを聞いても分からないと言われるだけです。

 

 ところで、例として、日本、静岡でのイスラムの断食時間はどうなっているのでしょうか。聖職者からどういう指示が出ているのでしょうか。北極近く、南極近くのイスラムの人はどうするのでしょうか。モスクワ辺りにも回教徒は大勢いるはずです。明快な回答は得られないどころか、インドネシア人で赤道から離れて南北に離れれば離れるほど、日照時間(太陽が地面より上にある時間)が季節によって違うということを知っている人は5%もいないのではないでしょうか。地球上の場所によって日照時間が異なると、地球の絵を書いて回転軸が傾いていることも言って、説明しても、分かってくれない。私の説明を信じてくれない。だから、断食の時間が違っていいのか、あるいは、太陽が沈まなければ断食しないでいのか、と、聞いても、何のことを言っているのか、その質問自体を理解できない人がほとんどである。

 

 MM2100の高速道路入り口ゲート手前左に細い道がる、その道に従って100mほど行ったところにインドネシア料理レストランが出来た。Saung desaという。この辺りにしては思い切った高級レストランだとおもう。思い切った投資だと思うが、場所も価格も、続けてゆくには難しいと思う。プアサ中なので、客が少ないのは当たり前だと思って行ってみた。少ないどころか、200人は座れる場所があるのに私一人しかいない。「今、営業しているのか、」と、聞いてしまった。 

 

 ソプ ブントゥットゥ ゴレンです。牛の尻尾のスープですが、肉と骨はスープに入れておかないで、揚げたものをスープと共にたべる。

 

 教育  自転  傾き

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