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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

自然の摂理

2010年02月08日 | 日記
網走に流氷が接岸した。
ガリンコ号で流氷見物したのは、もう数年前の事である。

その頃は、一晩で流氷が動いた。
海岸全体に着岸したかと思うと、翌朝はもう無くなっていて、それがまた次に朝には着岸している。

自然の営みのダイナミズムに感動したものである。



氷は、深いマリンブルーの静寂の中で波に漂っている。
神秘的でさえあるのだ。

一方、冬季オリンピック開催地のバンクーバーでは暖冬で街中に雪が無い。
山から雪を運び、会場作りをしているのである。

大変な労力である。

自然の摂理を人為的に変えつつあるのだろうか。
自然が悲鳴を上げているのが聞こえる。



いまの東京の自然の樹である。

花が咲き、枯れ、そして葉を落とす。
また花が咲くのである。



そこここに、花が咲き始めている。
枯れ枝にすら花が付いているのである。
鮮やかな朱色である。



明日には、開くだろう。
誰に見せようとしているのだろうか。

可憐である。



鉢植えでは、春色が姿を見せているのである。
春は様々な色が複合的に現れるのだ。

自然の摂理とは、何のことは無い。
ただ生き物が、ありのままに生きる姿の中にこそ見出すことが出来るのである。
明日は今日よりも10度近くも温度が上がるという。

季節のせめぎ合いが始まっている。
春の足音が聞こえ始めているのだ。




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烏鎮(うちん)~古い水郷の街を行く

2010年02月08日 | 旅行
烏鎮・・・1300年を超える古い水郷の街である。
街を東西に割って運河が通っている。
鎮とは中国で小さな街の意味である。

上海からおよそ2時間の旅程だ。



春秋時代からこの地区は呉、越、疆三国の境に位置していたため、争いが絶えなかったのである。
そのため呉は兵をこの地に駐屯させ、越との防衛線に利用したところから烏戍という地名がついたと言われている。

烏鎮の歴史である。



街を貫く運河である。
生活感がみなぎっているけれど、生活用水が運河に直接流れ込んでいる。
環境問題の原点に出会える街でもある。



流れる水は、お世辞にも綺麗とは言えないのである。



舟から垣間見える路地は魅力に溢れている。
歩いてみたい!
そんな衝動にかられてしまった。



石畳が古い街の情緒を醸(かも)し出している。
人一人いないたたずまいは、物悲しい。



舟着場である。
何艘ももやってある。
観光客が少ない昼下がりである。

黒い屋根瓦、漆喰(しっくい)の白い壁。
水郷の雰囲気は最高である。



ここも舟着場である。
右側の建物は、土産物売り場と食堂となっていた。

クリークには柳が良く似合うのである。




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