エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

雪の六義園

2010年02月21日 | 日記
今年の冬は暖冬傾向にあるのは間違いない。
そうであるけれど、降雪も異常に多いのである。

東京もその傾向にあって、昨日までの寒さは身に堪(こた)えた。



過ぐる降雪の日、ぼくは駒込駅から徒歩圏内の「六義園」に出かけた。
雪はまだ降り続いている。



久しぶりの場所である。
桜と紅葉の時期、年二回はここ六義園を訪なう。

雪の六義園は初めてである。

石碑の前に誰が作ったのか「雪うさぎ」が置いてあった。



風流な方がいるのだな!
と嬉しかった。
チャンと、南天の葉と赤い実が使われている。



雪が降る水場は、良いものである。
降りしきっている様は幽玄でもある。



この建物では、句会などが催される。
左隣には瀟洒(しょうしゃ)な茶室などもあって、異空間がうずくまっている。



六義園には立派な石灯篭も多い。
風景の中に納まっているのである。






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