エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

春よ来い、早く来い!

2010年02月16日 | 旅行
河津桜はもうしばらく楽しめそうである。
樹齢50~60年を数える原木は、すでに満開である。

河津へは、伊豆半島の玄関口伊東温泉から今井浜海岸を過ぎ河津駅となる。
河津駅で降りると、徒歩数分、河津川沿いに桜が並木を作っているのである。
原木は丁度桜並木の中間地点の街道沿いにある。



川面に映える桜である。
河津桜は、ただ単に早く咲く!というだけでなく色彩、その形、どれを取っても鑑賞に充分耐えうる美しさと季節感を放っている。



菜の花の黄色と合う花である。
雨の日は「そぞろ歩く」には少しばかり気重(きおも)であるけれど、情感溢れる桜が見られる。

出来れば、暖かい甘酒でもたしなんで桜を見たいのである。
美味しい酒粕だとか、麹で作った甘酒は身体に沁み入るようである。



菜の花は季節を告げる。
早く告げるのである。



目でも、舌でも味わえる春を運んでくれるのである。
河津川沿いの、なだらかなカーブが美しくもある。



桜の下に、水仙が咲いていた。
この河津の先、下田の爪木崎には野生の水仙が群生している。
きっと綺麗に咲いている事だろう。

染井吉野の開花が待ち遠しいのである。





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