エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

河川敷の初冬

2011年12月04日 | 日記
河川敷は、人々の憩いの場となっている。
大雨が降ったりすると、そのスペースは水没したりするけれど人々は集う。

その河川敷を我物顔で、マナー違反をするおじさん達もいる。
禁止されているゴルフ練習。
禁止されている場所での高速の自転車。
ボール遊びは禁止されているのに、キャッチボールに興ずる親子もいたりする。



今年は青さが残っている。



    冬草は残る青さのいきれかな       野 人


 
例年、ここはもう少し枯れて良いのである。

この草の上をズンズン歩いていると、草いきれが香ったりするのである。



この河川敷は「秋ケ瀬公園」となっていて、市民の憩いの場であるけれど、今は雑木林の紅葉を楽しむ人の車で一杯である。



駐車場の前に広がる初冬の植物たちである。
この日は雨にたたられ、車の中で紅葉を楽しんだ。



小雨になった時、車外に出て少しだけ歩いた。
メタセコイタが黄葉していて見事であった。



あの冬ソナの画面にあった、メタセコイヤの並木を彷彿とさせる。
助手席にチェ・ジウでも座っていたら・・・、と妄想が広がった。



年寄りの冷や水である。



だがしかし、分厚く積もった公孫樹の落葉と黄葉は正に見頃であった。
小雨のけぶる河川敷も良いものである。

時間の都合もあり、短時間の駐車であったけれど黄葉を満喫したのであった。
以外に穴場は近くにあると知ったことが収穫であった。



メタセコイヤよ、君は美しい。




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 荒野人