今日、篆刻教室に体験入学したのである。
ハンドルネームが「荒野人」であるので「野」の文字を刻むこととしたのである。
生徒は、殆どが伯母さまたちであった。
初めてにしては難しい文字ね!
とか。
本当に初めてなの?
とか、煩い。
「ぼくは野蛮人ですから」
と軽くいなしたけれど、こうした伯母さまたちと学ぶのは結構面倒だ。

これは、まず「印稿」という作業で作成した。
印材を強く厚紙に押し当てる。
印材の輪郭が出来る。
そこに黒墨を塗る。
黒墨の上に、彫りたい印影を赤墨で描いたものである。
この印稿を鏡に写して、印材に彫れるように墨を置いていく。
「布字」するというのである。
そして印刀で刻していくのである。

左側がぼくの刻したもの。
刻し残りが結構ある。
右側は先生が補正してくれたもの。
概ね、デザインを決めることから始めて3時間半で刻し終わった。

これが完成した「雅印」である。
篆字で刻ってみた。
正月の句会の「染筆」に赤々と刻したいと思っている。
染筆とは、短冊に句を毛筆で書いたものである。
どの句にするか、まだまだ年内一杯吟じて決めたいと思っているのである。
先生には褒められた雅印である。
それにもまして、ぼくが最初に刻した雅印である。
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荒野人
ハンドルネームが「荒野人」であるので「野」の文字を刻むこととしたのである。
生徒は、殆どが伯母さまたちであった。
初めてにしては難しい文字ね!
とか。
本当に初めてなの?
とか、煩い。
「ぼくは野蛮人ですから」
と軽くいなしたけれど、こうした伯母さまたちと学ぶのは結構面倒だ。

これは、まず「印稿」という作業で作成した。
印材を強く厚紙に押し当てる。
印材の輪郭が出来る。
そこに黒墨を塗る。
黒墨の上に、彫りたい印影を赤墨で描いたものである。
この印稿を鏡に写して、印材に彫れるように墨を置いていく。
「布字」するというのである。
そして印刀で刻していくのである。

左側がぼくの刻したもの。
刻し残りが結構ある。
右側は先生が補正してくれたもの。
概ね、デザインを決めることから始めて3時間半で刻し終わった。

これが完成した「雅印」である。
篆字で刻ってみた。
正月の句会の「染筆」に赤々と刻したいと思っている。
染筆とは、短冊に句を毛筆で書いたものである。
どの句にするか、まだまだ年内一杯吟じて決めたいと思っているのである。
先生には褒められた雅印である。
それにもまして、ぼくが最初に刻した雅印である。

荒野人