エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

海浜の人魚たちへ

2011年12月26日 | 旅行
グアムの海岸には美しい人魚が群れる。
美しいというのは、若くかつ麗しいといった意味ではない。

年齢に限らず応分に年老いた状態をいうのであって、体形も様々であって良い。
太っていようが、痩せていようが・・・あるいはまた齢を重ねていようが関係ない。

そう、その人の哲学が匂い立っていることこそ重要なのである。



浜で、一人砂に向かって何かを書いている女性も居たって良いではないか。



少しだけ太り気味の体を軽やかに運ぶ女性だっている。



その人その人の特性こそが美しいのである。



そうした美学を持つことが、年齢であるのかもしれない。



あるいはまた、グアムの豊かな色彩の中で育まれていくのだろうか。



さらにまた、この島にはブーゲンビリアやハイビスカスが咲き乱れる。



それもまた水に浮かべると人魚でもあるかのように・・・光彩を放つ。



その感性が好きだ。



ブーゲンビリアともブーゲンビレアともいう。



ハイビスカスは鮮やかである。
蕊の長さこそが真骨頂である。



朝、浜をジョギングする人は多い。



夕方、ジョギングする人も多いのである。
見渡せばそこら中に人魚が居る島である。





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 荒野人