エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

金環日食を詠む

2012年05月22日 | ポエム
多くの俳句が詠まれた。
金環日食に関してである。



コンパクト・デジカメでメガネを通して撮影した。
大分ぶれている。

だがしかし、確かに天体ショーとしては一級であった。








  天体が新たな地平魅せる夏  野人


  月が食べ太陽が呑む日食かな  野人







人並みに天体を詠もうと思ったけれど、読めない。
ぼくの力ではここまで、であった。



天体ショーが終わった午後は、美しい雲が漂った。





にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へにほんブログ村
  荒 野人

カタバミや

2012年05月22日 | ポエム
カタバミ、道のわきに楚と咲いている花である。







  カタバミや楚と咲きおれば楚と眺む  野人


  カタバミの低きに咲けり視線下ぐ  野人


  名も知らず誰も見つめるカタバミや  野人







名も知らぬままに咲く花もある。
カタバミはその典型的な例であるかもしれない。

「まぁ・・・綺麗!」
「なんていう花?」

そんな会話の中で身も縮こまりそうだけれど・・・。
「まっ!良いか。」
と咲く事にしている。



ぼくはカタバミである。




にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へにほんブログ村
  荒 野人