エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

アガパンサス

2014年07月03日 | ポエム
ムラサキ・クンシランも名前もある。
季語としては、まだレアである。
初夏として詠んだり、仲夏として位置づけられたりするのだが・・・。

街中で良く見かけるので、歳時記には夏の季語として採用され始めている。
例句はまだまだ少ない。







「アガパンサス誰にともなく愛想ふり」







アガバンサスを見つめつつ、空を見上げる・



昨日の昼の空。
秋と夏の空が混合している。



これは夕方の空である。
実に、濃密な空である。



花から花へと「モンシロチョウ」が飛びかい・・・



妖艶な蝶へと変身する。
今頃の季節の特徴である。

嗚呼・・・アガパンサスという君よ!
誠実な愛を伝えよう!



        荒 野人