エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

奄美便り5「デイゴの花」

2014年07月23日 | ポエム
デイゴの花はもう終わった。
大体6月初めから7月初めが、咲き時であって見頃なのだ。

奄美でもっともデイゴが見事なのは「カケロマ島」なのだ。
そのデイゴ並木は、明日お見せする。

今日は残り花のデイゴだ。



ここは「奄美パーク」である。



電線の多い景色。
奄美では珍しいのである。

向こうに見えるのは「喜界島」の島影。
奄美諸島の中でも、猛毒のハブのいない島だ。



梅雨明けの奄美大島は、ものの影が鮮明である。
影の鮮やかさが、南の島だと教えてくれる。







「学舎やディゴの花のいつも咲く」







もう、殆ど咲いてはいない。
けれど、この木だけは咲いている。

例えば沖縄だと、年中咲いている印象がある。
そして、小中学校には必ずある木である。

ここ奄美でも、殆どの学校には植栽されているのだ。
そうであって欲しい・・・そんなぼくの個人的な願望である。



      荒 野人