エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

古代蓮

2014年07月20日 | ポエム
行田市の古代蓮が、そろそろ見頃を終える。
この後に見頃を迎えるのは、千葉の大賀蓮である。



行田市の古代蓮は、毎年会いに行く。
縄文の時代に、夢を馳せるのである。







「古代蓮花弁の岸辺碧かりき」







この淡いピンクを、縄文の人々も愛でていたのである。
スッと惹き込まれそうな色合いと咲き具合である。



この日は、朝6時には家を出た。
午前中の早い時間が、丁度良い具合に花が開いている。

午後になると、花は閉じにかかるので具合が悪いのである。
遅くとも9時ごろには現地で花と出会いたいものである。



花托と蕊、それを取り囲むピンクの花弁。
まことに、取り合わせの妙である。

今日は、奄美便りをお休みにする。
明日は、西郷伝記の一つ「愛子という島妻」について書きたい。




       荒 野人