エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

風渡し

2014年07月07日 | ポエム
昨日は、終日プール・サイドにいた。
孫たちは、一緒に水に入って遊ぼうとしきりにせがむのだけれど自重したのであった。

テントを張って、入口の横に椅子を置いて座り込んでいた。
梅雨の晴れの一日であったから、UVカットの陽傘を設置して水の揺らぎを見続けたのだ。







「テント立ち風渡りゆくプールサイド」







南の島では、巨大な台風が列島を狙っている。
台風8号である。
アメリカを襲う、ハリケーン並みの強さであると云う。
天気予報で「猛烈な台風」と言っている。
車を横転させるほどの強風であるらしい。

これもまた、地球の温暖化の証左であるのだろうか?
だとしたら、怖ろしい。



エルニーニョ現象はまだのようだけれど、これもまた温暖化に拠るものであろう。
だとしたら、対策は喫緊の課題である。
そうであるにも拘らず、人類は無益な殺生を繰り返している。



意識は未だ「惰眠」を貪っているのだ。
これも、怖ろしい。



こうして遊ぶ子どもたちの未来に、ぼくたちは自身を持ってこの地球を残せるのだろうか。



      荒 野人