エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

犬ふぐり

2016年02月20日 | ポエム
なんという名前であろうか。
あろうことか「ふぐり」とは・・・。

ここ数日は、比較的穏やかな陽射しに恵まれている。
春の兆しに、酔い痴れてしまうのである。



杣道であったり、あるいは林の中の獣道のような気配のする径。
陽射しの径であったり、あるいは風の通り径であったりする。



そんな麗かな日が続いている。
けれども、今日は午後から雨。
夕刻からは大雨だという。

せっかく用意した写真だから「犬ふぐり」を詠おう。







「犬ふぐり天使の踏んだ足の跡」







可愛らしくも愛おしい花である。
その小ささが、なんとも良いのである。



誰が付けたのか「犬フグリ」。
オマージュを変えなければならないであろう。



      荒 野人