季節は竹の秋である。
竹林は高潔であって、知性の象徴に思えるのである。
ぼくがそう感じているだけなのだけれど・・・。

この竹林は、所沢の城山址公園である。
奥深くなかなか素敵な竹林である。
城跡の、本丸を囲んで鬱蒼としている。
けれど「マムシに注意」の看板が居たる場所に立っている。
暖かさが増して来たら、迂闊に歩けない・・・。
とりわけ「啓蟄」前後からはそうであろうと思う。

「本丸の石垣囲む竹の秋」

この城址は、土塁がそのまま残っている。
往事の侍の歩いた径もある。
ぼくの好きな遺跡の一つ、となりそうである。
竹林を歩めば、人は懐手をしたくなるものだ。
賢人になりたい、そう思うのだ。

竹林をそぞろ歩く。
その楽しみは、誰にも分からない。
竹林とは、そういったものである。
荒 野人
竹林は高潔であって、知性の象徴に思えるのである。
ぼくがそう感じているだけなのだけれど・・・。

この竹林は、所沢の城山址公園である。
奥深くなかなか素敵な竹林である。
城跡の、本丸を囲んで鬱蒼としている。
けれど「マムシに注意」の看板が居たる場所に立っている。
暖かさが増して来たら、迂闊に歩けない・・・。
とりわけ「啓蟄」前後からはそうであろうと思う。

「本丸の石垣囲む竹の秋」

この城址は、土塁がそのまま残っている。
往事の侍の歩いた径もある。
ぼくの好きな遺跡の一つ、となりそうである。
竹林を歩めば、人は懐手をしたくなるものだ。
賢人になりたい、そう思うのだ。

竹林をそぞろ歩く。
その楽しみは、誰にも分からない。
竹林とは、そういったものである。
荒 野人