今日、25日から72候の第17候。
「霜止んで苗出る」である。
もうここまで来ると、急に冷え込み霜が降るような事は無い。
稲の苗は順調に育ちつつ、多雨での準備が進む。
春が、ますます深まり「藤の花」が綻ぶように咲く。
活気の溢れる候なのである。
今日に適した写真は撮れていない。
けれども「柳絮(りゅうじょ)」の舞う様を、目にしたのである。
散見すると言った感じ・・・絮が数えるほど空を舞うのは毎年目にするけれど、今日は数えきれないほど舞っていた。
とりわけ,水の上を舞う姿は乱舞と云って良かった。
白い点々が柳絮である。
ぼくは、その様に感動を覚えたのであった。
これほどの乱舞は、中国の5月連休、北京動物園で見ただけであったからだ。
池に落ちた柳絮の下を、恋が悠々と泳いでいた。
嗚呼、今頃大気汚染で悩みつつ北京っ子は柳絮を空しく眺めているのだろうか!
そんな感慨に襲われたのであった。
昨日の晴れ・・・。
緑を瞠(みつめ)ていると,自然に涙が零れてきた。
新緑の鮮やかさは、心底まで揺さぶる。
ぼくは、湿地帯の木道を歩きつつ緑に濾過された大気を吸い込み、緑色に癒されつつ散策した。
とまれ、昨日は柳絮に癒された。
柳の枝を離れる瞬撮はできなかったけれど、絮は見事に弾けていた。
柳の種類の多さが、柳絮を活気づけるのだろうか。
あわよくば、一斉に飛び立たんとする。
種の保存の原則をふまえている。
それはそれは見事である。
「柳絮舞う地の尽きる空のその先」
柳絮で詠む俳句、それは難しい。
感動でまずは、胸一杯だからだ。
少し表現の幅を持ちたいのだけれど、なかなか許してくれない。
だがしかし、今朝方1句をオマージュの海に浮かべる事が出来た。
荒 野人
「霜止んで苗出る」である。
もうここまで来ると、急に冷え込み霜が降るような事は無い。
稲の苗は順調に育ちつつ、多雨での準備が進む。
春が、ますます深まり「藤の花」が綻ぶように咲く。
活気の溢れる候なのである。
今日に適した写真は撮れていない。
けれども「柳絮(りゅうじょ)」の舞う様を、目にしたのである。
散見すると言った感じ・・・絮が数えるほど空を舞うのは毎年目にするけれど、今日は数えきれないほど舞っていた。
とりわけ,水の上を舞う姿は乱舞と云って良かった。
白い点々が柳絮である。
ぼくは、その様に感動を覚えたのであった。
これほどの乱舞は、中国の5月連休、北京動物園で見ただけであったからだ。
池に落ちた柳絮の下を、恋が悠々と泳いでいた。
嗚呼、今頃大気汚染で悩みつつ北京っ子は柳絮を空しく眺めているのだろうか!
そんな感慨に襲われたのであった。
昨日の晴れ・・・。
緑を瞠(みつめ)ていると,自然に涙が零れてきた。
新緑の鮮やかさは、心底まで揺さぶる。
ぼくは、湿地帯の木道を歩きつつ緑に濾過された大気を吸い込み、緑色に癒されつつ散策した。
とまれ、昨日は柳絮に癒された。
柳の枝を離れる瞬撮はできなかったけれど、絮は見事に弾けていた。
柳の種類の多さが、柳絮を活気づけるのだろうか。
あわよくば、一斉に飛び立たんとする。
種の保存の原則をふまえている。
それはそれは見事である。
「柳絮舞う地の尽きる空のその先」
柳絮で詠む俳句、それは難しい。
感動でまずは、胸一杯だからだ。
少し表現の幅を持ちたいのだけれど、なかなか許してくれない。
だがしかし、今朝方1句をオマージュの海に浮かべる事が出来た。
荒 野人