この週末は地域最大の祭り「安房国司祭」でした。
私は、子供と人が出てきて驚かせる昭和のお化け屋敷に入ったり、スーパーボールすくいなどしながら見学です。
参加された方々は暑さで大変だったと思います。お疲れさまでした。
神輿11基、山車お舟計5台が出祭しますが、どれも立派だしそれそれに意匠や形状が異なるので、とても見ていて楽しいですし、自分のお気に入りを探すのもいいですね。
ほんとそれぞれの神輿、山車にこだわりがあり、製作者のデザインや意図、技量などが凝縮した歴史遺産です。
大きいことや彫り物が立派なこと、飾りつけがきれいなどいろいろな要素がありますが、
自分の感覚ではやっぱり最後は「細部とバランス」ではないかと思っています。
古の製作者がデザインするとき「美しい」と思うバランスを、他地区の現物を観察したり過去の経験から、また試作を重ねたりしながら、自分なりのベストを設定したのだと思います。
なんだかその過程は家具づくりと共通していると思っています。(じつはきっとすべてに通じている)
すべてのお神輿を観察できていませんが、写真は安房神社のお神輿です。軽快な作りと胴のくびれが美しいなと感じました。