餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

海風が吹いている

2009-11-08 22:38:35 | アート・文化
薫葉さんのところの会議に参加、ついでに何か見てこようと探すと「ターナー展」が11/3まで。惜しい。
何気なく夢二郷土美術館を見てみると「松田基コレクション~近代日本画名品展」、下村観山「鵜図」がいい。行くことに。
行くと夢二の挿絵コレクションもしていました。挿絵は夢二の本領発揮という感じです。「エマ」ではないけど、日本髪にメガネという珍しいメガネ萌えの挿絵がありました。鵜図は金地に岩と朝日、3羽の鵜と海鳥が描かれています。たらしこみというのか岩は絵の具を流し込んだだけのようなにじみですがちゃんと岩になっています。その上に写実的な鵜、目が青い、かわええ。羽毛は真っ黒かと思いましたがちゃんと羽がわかります。榊原紫峰さんの絵もあったのでおおっ。でも知っている画風とえらく違いました。南画のようなこともしていたのね。後楽園の横を通り岡山城の横を通り、菊花展を見て(犬神家犬神家)図書館に寄り会議へ。
会議は名前にまつわる話でした。符号の話でもありました。統計学にもなるのかな。