「宮本三郎展-留学・従軍・戦後期を中心に-」に行って来ました。
小磯良平の戦争画を見た時無茶苦茶絵がうまい人だと思いましたが、宮本三郎も同じことを思いました。デッサンが的確。構図もバランスがいい。無茶苦茶うまいけどうまいだけではダメだということもわかっていたのだろあなと。作品となると絵が変わります。あくが強くなると言うか。
小磯も宮本も記録画制作のため従軍しています。宮本は完成度の高い大作も次々描いていたようです。記録画だからでしょう。写真のような正確さとそこにいるような臨場感。戦前と戦後の作品群と絵が違います。なんだかもったいないなぁと思いながらみていました。戦時中評価が良かったものは戦後の価値観の逆転で消えて行きます。見たものを正確に表現するのは創意がないということになってしまいます。いろいろ葛藤があったのだろうなと思いました。
森博嗣「工学部・水柿助教授の解脱」読了。
自由な感じで、どんどん読みやすくなるのがいいです。話がそれていくところが醍醐味というか。終わりに向かっている感じが寂しくもあります。
小磯良平の戦争画を見た時無茶苦茶絵がうまい人だと思いましたが、宮本三郎も同じことを思いました。デッサンが的確。構図もバランスがいい。無茶苦茶うまいけどうまいだけではダメだということもわかっていたのだろあなと。作品となると絵が変わります。あくが強くなると言うか。
小磯も宮本も記録画制作のため従軍しています。宮本は完成度の高い大作も次々描いていたようです。記録画だからでしょう。写真のような正確さとそこにいるような臨場感。戦前と戦後の作品群と絵が違います。なんだかもったいないなぁと思いながらみていました。戦時中評価が良かったものは戦後の価値観の逆転で消えて行きます。見たものを正確に表現するのは創意がないということになってしまいます。いろいろ葛藤があったのだろうなと思いました。
森博嗣「工学部・水柿助教授の解脱」読了。
自由な感じで、どんどん読みやすくなるのがいいです。話がそれていくところが醍醐味というか。終わりに向かっている感じが寂しくもあります。