餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

ある日森の中

2011-03-09 22:47:55 | 本と雑誌
スティーヴン・ホーキング/レナード・ムロディナウ著、佐藤勝彦訳「ホーキング、宇宙と人間を語る」読了。
まれに宇宙の本を読みたくなることがあります。都筑卓司さんの本や佐藤勝彦さんの本が結構好きです。しかし相性がいいのか悪いのかどうしても読めない本が。ホーキングです。プラネタリウムと同じ現象が起きます。見に行くと寝てしまうし、読もうとすると寝てしまうのです。ホテルにおいてある聖書みたいなものですか。何度読もうとしても挫折するし、佐藤さんの訳なら読めるかもと挑戦してもだめでした。ふふふ、とうとう読めました。これはわかりやすく書かれているしイラストや図版も多いので助かりました。今ならプラネタリウムも見れるような気がする。
役に立つ情報がいっぱいです。何々「ひも理論」は10次元で整合性があるとされて来ましたが、実は11次元でした。ふむふむ、なるほど…ってわかるかっ!突っ込めるくらいには読んだぞ。あー、わからん。気に入ったのは恒星の周りで水が液体で存在できる領域。「生命居住可能領域(ハビタブルゾーン)」と言うそうですが、ゴルディロックスゾーンとも言うそうです。ゴルディロックスとは童話3匹のくまに出てくる女の子の名前。丁度いいスープ、丁度いい椅子、丁度いいベッド、なるほどです。ホーキングさんも3匹のくまを読んだのね。