餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

+の色彩と-の色彩

2015-01-11 23:47:17 | アート・文化
「新印象派展」と「チョコレート展」に行って来ました。
スーラは色の補色効果を知って色を置いていたそうで。元からの印象派の人たちは光をいかに描くかに一生懸命な人たちでしたから、しゃらくせい!何をごたごた言ってんでぇ(言ってない言ってない)、てなもんで冷たい感じのするスーラを印象派に入れることは嫌だったみたいです。
一瞬の光を追う外光派と、研究し下絵を何枚も描き構図をかっちり決める人とはスタイルが違いますもんね。どっちも好きですけど。
色は重ねるほど濁ります。まあそれは何となくわかるのですが、光の色は混ざるほど白くなります。これが感覚的にわからない。これが青色ダイオードが大発明と言われる所以なのですが。新印象派は近代科学への目覚めでもあるんでしょうね。
「チョコレート展」これはチョコレートの歴史から性質、製法まで色々わかる展覧会です。マヤ、アステカ文明から始まっていますよ。ついチョコレートを大量に買い込みたくなる怖い展示会でした。