映画「ボストン ストロング -ダメな僕だから英雄になれた-」を見て来ました。
英雄になるべくして英雄になる人がいます。スポーツ選手とかがそうでしょう。でも偶然が重なり注目される人もいる。ボストンマラソンのテロで両端を失った青年が犯人逮捕のきっかけを作り、ボストン復興のシンボルとなっていきます。でも本人は極めてダメダメ。別れた彼女に未練タラタラだし、家族や親戚が滅茶苦茶だし、リハビリがしんどいって酒飲んでいるし。彼女がとにかく偉い。立ち直るために尽くしますが、本人は嫌々。でも他の傷ついた人達と出会ううちに、自分でも何かしようという気になってきます。逆に英雄的じゃないからこそいいのかなと。身障者が強い訳でも心が綺麗な訳でもないし、強い意志がなくても身障者になることはある。たまたまで、そのたまたまにどう向き合うか機会を与えられるのですよね。向き合いたくないなぁ。
ヒルケ・ローゼンホーム「ペットショップはぼくにおまかせ」読了。
ティミーはドイツの男の子。金魚の餌がなくなったので1階にあるペットショップに買い物に行きます。しかしペットショップの人がいない。しかししゃべるオウムと亀がいて、ティミーは臨時にペットショップを手伝うことに。色んな変な相談が来るのをオウムと亀に聞きながら解決します。金魚はしゃべらないけど利口なのがいいな。