餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

科学絵本の世界より

2021-06-13 23:22:57 | 本と雑誌

「科学絵本の世界 100 学びをもっと楽しくする」読了。
別冊太陽です。科学絵本を100冊紹介してあり、最後に日本の科学絵本の歴史が簡単に説明してあります。最初の科学絵本は江戸時代1868年に福沢諭吉が子ども向けに西洋の科学を著したのが最初とか。諭吉えらい。明治に最初の科学読物出版ブームが起きます。主として説明文のような読み物を中心としたものでしたが大正にかけて物語性を意識したものが出て来たと。おおっ、子供の科学って大正13年(1924)創刊だ。観察繪本キンダーブックが1927年。第二次大戦後は知識を身につけることより「正しい物の見方や考え方」「物事を正しく見極めようとする精神」が重要視されたと。
100冊の中に持っている本は3冊。やはり絵本は高いんだなと。面白そうでもなかなか買えません。中に「100」と言う写真絵本があります。1と100という量感を写真で見せています。で、紹介してあるページがちょうど金魚のページ。1匹の金魚のページ、開くと見開きで100匹の金魚。これがもう最高。99匹の赤い金魚に1匹の黒い金魚。ほぼ原寸大です。これも科学絵本だったんだ。あと歴史紹介のページに最初に科学絵本とついた物として1937年「小學科學繪本」全12冊が紹介されているのですが、「第一巻 金」の表紙がワンピースの女の子4人が金魚の水槽を眺めている絵です。金属の話だろうに。気になるよ。