映画「ノベンバー」と「ミューズは溺れない」を見て来ました。
「ノベンバー」死者の日を迎えるエストニアが舞台の映画です。暴走するロボットも怖いけど、木の枝や農具で作ったクラットが怖い。貧しい寒村の話で四辻にいる悪魔と契約をすると使い魔クラットに魂を入れてもらえます。そのクラットに他の家の家畜や物を盗ませ極寒の冬を乗り切ります。白黒の美しい映像ですが、話はいやーな感じです。ポスターの女性がとにかく綺麗だったのよ。でも貧しさは人間性を崩しますね。周りがひどいけど女性も女性が惚れる青年もどっか壊れています。
「ミューズ-」とある美術部の話。進路が決まらない二人の女の子。絵は好きだけど二人ともそれで生計を立てられるとは思っていません。海にスケッチに行ってふざけた部員に当たって海に落ちた子を描いた子が賞を取り注目されます。でも自分の不満をどちらも言葉にすることができません。SF研と兼任の2人もからんだりしてぶつかりながら進んでいく話です。青春よね(たぶん)。
奥乃桜子「それってパクリじゃないですか2 -新米知的財産部員のお仕事-」読了。
お茶屋さんの会社で知的財産部に配属された新米部員亜季さんのお話の第2巻です(2022.12.29参照)。今回は立体商標やPCT出願に挑戦しています。中国語で交渉する必要があり社内に誰も該当者がいません。そこにお世話になっている国際特許事務所から電話が。助けてくれたのは意外な人でした。
この小説、今季のドラマになっています。聞いたときは「えっ」と思いました。2巻が出たと言え2巻しかない話を1クールできるの?と。見たらボトルの形状でもめた話でしたがうまくつないでいました。って、縮めているじゃん。どこを延ばすの?お調子者の社長がいい感じです。