「驚異の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ」を見て来ました。
これは楽しみにしていた展覧会です。明治の超絶技巧と言われるとついつい見に行ってしまいます。ただ細かいので見る人が張り付いて混むだろうなと。今日はまだ人が多くなく、作品も結構大きなものだったので見やすかったです。今回は明治のだけでなく現代の作家さんの作品も来ています。ポスターになっていた安藤緑山さんの象牙のパイナップルとバナナ。パイナップルも素晴らしいですが、バナナの皮が剥けてくるんとなっているところ。本物としか思えません。柔らかそう。現代作家の木彫りの人の説明がすごかった。子どもの頃から木彫りが好きでお年玉が入るといい彫刻刀を買っていた。小学校の時机を掘ったが出来が素晴らしかったので先生が怒るに怒れなかったと。雪舟がいるぞ。並河さん濤川さんの七宝は言うに及ばず、現代の七宝春田幸彦さんの蛇の鞄から大蛇が出て来ている「反逆」は格好良かったです。ワニの鞄が牙をむいているバージョンも。今の人もすごかったです。
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