餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

後期に回し過ぎです

2025-01-20 01:21:25 | アート・文化

「歌川国芳展 奇才絵師の魔力」に行って来ました。
国芳展って何回いったかわからないけど、いまだに知らない絵が出て来るんだからすごい。「四条畷の戦い」は「三国志」の「10万本の矢」みたいでした。本当に刺さっているけど。「大江山酒呑童子」の半分鬼になりかけとか。今回は肉筆や下絵や版木も来ていました。「金魚づくし」は「ぼんぼん」が。「いかだのり」は後期です、ううう。「其面影程能写絵」の「金魚にひごいッ子」もありました。「似たか金魚」「魚づくし 金魚に目高」「魚づくし ふぐに赤えい・金魚に目高」も後期。カタログを見ていたら三枚物「夜の縁側」の1枚にも庭に金魚が。後期だ、ううう。
白瀬あお「偽令嬢の訳ありオークションカタログ エメラルドは出会いを導く」読了。
特殊な審美眼を持つ少女アイレはとあるオークションに贋作が混じっていることを見破る。これをきっかけにオークションを開催する若き侯爵当主バルトルートの仕事を手伝うことに。アイレの普段の仕事は郵便配達員。配達の先でその家の主人に秘蔵のお宝を見せてもらうことも。田園地方の城館の中庭で春の花に囲まれながらアイレが見せてもらった皿が素敵。白磁に絵付けしたコバルトの青。「金魚の表情がユーモラスで、見ているだけでほっこりと楽しい気分になりますね。あっ、見てくださいこれ、この部分わかります?金魚のひれとか、あと蓮の葉の葉脈まで細かく描かれています。細部まで手を抜かないだなんて、東洋の人の技ってすごい」それは見たいぞ、ぜひ。


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