ジョン・ガリアーノ

映画「ジョン・ガリアーノ 世界一愚かな天才デザイナー」を見て来ました。
有名な人なのにそう言えば最近名前を聞かないなと思ったらそんな事件があったのですか。アルコール依存、薬依存、仕事依存。依存症が三つも重なって治療をすすめたスタッフまで首にして、結局酔っていた暴言ですべてを失って。ガリアーノの経歴を見ていてアレキサンダー・マックイーンみたいだなと思っていたら途中でマックイーンが自殺していた事件がありました。どっちも天才肌。仕事しすぎな人です。その時ジョンも休めばよかったのに。専門学校の卒業制作の時から有名でするショーするショーどれも大反響。なのに洋服が売れない。うん、舞台衣装かコスプレに近いしね。普段着ようという人は少ないかも。フランスに移ってジバンシィ、ディオールとハイブランドの頂点にいたのに。すべてを失って復帰しようとして躓いて。マルジェラで復帰していたのには驚きです。え、デザインの方向性まるで逆な気がするのですが。イメージがガリアーノが極楽鳥ならマルジェラって真っ白なお布団みたいな(なんじゃそりゃ)。成功を祈ります。
アルト「家から追い出された私は、隣国のお抱え錬金術師として、幸せな第二の人生を送ることにしました！」読了。
内容はタイトルの通りです。サーシャ・レイベッカは王家に使える錬金術師の一族ですが、サーシャは庶子であったため家族から蔑まれていました。何一つ教えてもらえなかったのですが、錬金術師として腕があれば認めてもらえるかと図書館に通い独学で勉強します。バカにするため姉がサーシャの作ったポーションを内緒で父に渡すのですが出来がいいとべた褒め。サーシャを追い出し残っていたレシピを奪います。サーシャは図書館で知り合ったナガレに助けられ隣国へ。サーシャの錬金術は独学なので、普通の錬金術師とは違う発想で作ります。色々試しているので代替品を知っていたりします。独学で本職を抜くっていうのがすごいよね。