映画「恋するピアニスト フジコ・ヘミング」を見て来ました。
驚いたのは歩いてい姿が小さい。歩行器を使って丸まってゆっくり歩かれていました。おばあちゃんだ(それはそうなんですが)。でもピアノを弾いている姿は女王様のようです。国民のことを愛していて慈悲深い、しかし友達はいない孤独な女王様。音がとても綺麗。優雅。
クラッシックにも流行り廃りがあるそうで。ドビュッシーやリストやその時代のようにロマンティックに弾きたかったそうです。でも彼女が習っていた頃は機械的な弾き方の全盛。超絶技巧の天才が次々出た時代なのかな。先生にとてもロマンティックだけど、その弾き方では売れないよと矯正されたそうで。色んな音があってもいいのに。舞台のピアノまで歩行器で歩かれていました。座ってアシスタントの人が髪を確かめて。そしてみんながひいてから幕が開く。そうか普通のコンサートでは幕が開いてからピアニストが出て来るんだ。往年の歌丸さんの高座を思い出しました(2014.9.21参照)。歩いていけないのに噺は特別。聞けて良かったと思いました。コンサート1度くらい行けばよかった。取れないか。
ご冥福をお祈りいたします。
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