餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

去年からよく出会う

2009-06-16 00:16:15 | 映画
フランク・クロース「自然界の非対称性-生命から宇宙まで-」読了。
いろいろとわからないことだらけなのですが、思ったのは去年「神様のパズル」見ておいて良かったということ。小説を読んでもわからなかったであろう理論が、何となく映像として頭の片隅に残っています。対称性の破れやヒッグス場が出てわからなくても、あ、聞いたことあると親しみが持てます。
ジュネーブのCERNで明らかになったとか、2005に稼動するLHCで明らかにされるかもしれないの言葉ににこにこ。実際LHCが稼動したのは2009年9月10日4年遅れたのねーとか、「天使と悪魔」で出て来た加速器はLHCに改造する前のLEPなのねとかつながるのが楽しい。「自然界-」の原書が書かれたのが1991年。LEPの稼動が1989年。1996年反物質の生成に成功。ダン・ブラウンがCERNを訪問したのが1994年。「天使と悪魔」発行が2000年。へぇ~。ただあんなに多くの反物質はできないそうです。


水の都

2009-06-14 23:53:19 | アート・文化
「安藤忠雄建築展2009 対決。水の都 大阪VSベニス」と「近代日本の美意識~人物と風景を描く~」に行って来ました。「近代-」の方はポスターを見て急に行ったのですが、どちらも大阪中之島がモチーフになっているのが楽しかったです。
「安藤-」調べて行かなかったのにちょうど御本人のギャラリートークがありました。前に詰めて下さいと言われて詰めていたら一番前。かぶりつきなのはいいんですが、ちょっと後ろだったのでポードが見えませんでした。でもお話は面白かったです。
「近代-」は置いてあったちらしを見たら、福田平八郎さんの「漣」が来ていました。あー、と思って駆け付けました。以前気になって調べたら(2009.4.18参照)その「漣」と言う作品を見つけました。どんな絵なのか気になっていたんです。想像より大きな作品で青の線だけで描かれた絵だと思っていたら日本画の技法で白の下に金や銀が貼ってあったそうです。いつまでもぼーっと見ていたいような作品でした。竹内栖鳳さんの「惜春」があったのも収穫。いい作品が揃っていました。
その後隣の東急ハンズでポストカードを何点か、いい季節です。


ぎっちり

2009-06-13 23:58:59 | アート・文化
今日は予定がギュッと詰まっていました。
映画「宮廷画家ゴヤは見た」鑑賞、それから京都に行ってサイエンスカフェ「量子と情報」を聴講。で「山本太郎展」と「春の院展」を見て来ました。
「宮廷画家-」スペインって無茶苦茶な目にあったのですね。社長がフランス人っていうくらいは何でもなてことかも。ゴヤの絵は怖いですが、本当にあったってことの方が怖いです。
「量子-」デジタルは0と1ですが、量子はそれをベクトルにするので情報量が増えるとか。ふむふむなるほど、わかりません。まあそういうことで。雑談で紹介された、引用された期間のもっとも長い論文はアインシュタインのEPRバラドックスだと言うのが面白かったです。
「山本太郎展」割引券があったので全然知らずに行ったのですが、この方の絵面白いです。古典なのに現代。現代なのに古典。ぱっと見バリバリの琳派、でも何故か現代の物が。風神ライディーンは風神雷神がライディーンと仮面ライダーになっていたり、涅槃図のお釈迦様が延命治療を受けていたり。御本人による解説会があったようなのですが終わった後でした。グッズ売り場に行ったらサイン会をされていました。何でもよかったのでポストカードにサインしてもらいました。気さくなお兄さんでしたので、つい「金魚も描いて下さい」と頼んでしまいました。だって琳派なんですもん(意味不明)。
「春の-」賞によってカラーがあるのですね。いろんな絵があるのに同じようなイメージを感じました。日本絵の具の特長でしょうか。どの絵もセメントのようなざらざら感があります。で細かく光っている。人物画と風景が多かったです。意外とあちこちに猫がいました。


隙だらけ

2009-06-13 00:09:15 | 川魚
川魚の水槽に入れた貝は1匹は完全に砂に潜ってどこにいるかわかりません。1匹は口端(?)だけ砂に潜ってぽーっと上を見上げています。時々ドジョウが来て頭を寄せています。食べられんようにね。


新天地へ

2009-06-11 23:32:51 | 川魚
働き者の石巻貝、よく鉢の縁を歩いて(?)います。最近姿を見ないなーと思っていたらベランダに転がっていました。大丈夫か?また鉢に戻しておきましたが、もう1匹はさらに遠くへ。頼むから職場放棄せんといて。