餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

いるのにいないひと

2014-09-21 00:39:18 | アート・文化
「村野藤吾 やわらかな建築とインテリア」と「Endless SHOCK 2014」を見て来ました。
「村野-」梅田の吸気塔は前から知っていましたが。作った人の名前は知りませんでした。アールヌーボーに近いのでしょうか。鉄やコンクリートなのに柔らかい気がします。取っ手や家具や壁紙までデザインしてあります。残っているビルを見てみたくなります。
「Endledd-」圧巻ですね。展開が早くてびっくり。
江戸の小咄を思い出しました。。夜に子供が物干を振り回している。「何している」と聞くと「星を取るんだ」と。「馬鹿、そんなところでとれるもんか。屋根へ上がれ」。
物干を振り回していた子供が屋根に上がり、ビルに上がり、飛行機に乗り、ロケットに乗ろうとしているような話だなと。次はどこを目指すのでしょうか。無茶苦茶しんどそうな演出です。主役も脇も。エンタテイメントだーと思いました。
小川晴央「僕が七不思議になったわけ」読了。
そうか、そうきましたか。心配性で何事にも消極的な男の子がアクシデントで学校の七不思議になってしまいます。得たのはほかの六不思議と知り合いになれること。さて学園生活は変わるのか。できればなりたくないものです。


デザイン以外はダメ

2014-09-19 22:59:38 | 映画
映画「イヴ・サンローラン」を見て来ました。
「西洋骨董洋菓子店」という漫画でフランス映画って最初の15分はいちゃいちゃしていてあとの1時間45分は喧嘩しているというセリフがありました。これ見ていてなるほどと思いました。これってフランス映画だったのね。
若くして有名オートクチュールのデザイナーとなり独立。正統派からモダン、未来的まで行きいっきに中世に戻っています。面白い人です。
大学で親元を離れ京都で暮らしていたのですが、始めて靴下とか自分で見るようになりました。その時イヴ・サンローランの靴下を見て巨人の靴下がどうして京都で売っているんだろうと思った覚えが。ジャイアンツのロゴに見えたのよね。ブランドまるで興味なかったのか。今でもファッションにはうといけど、デザインを見るのは好きです。


天国より地獄が多め

2014-09-18 23:23:02 | 本と雑誌
阿部紘三「図説 ヒエロニムス・ボス 世紀末奇想の画家」読了。
ボスって「快楽の園」とか知りませんでしたけどいっぱい描いていたのね。しかも熱心なキリスト教徒。でも悪魔や怪物画が得意。面白い人です。ブリューゲルやダリに影響を与えています。世紀末の不安な時代に流行った。ということは100年事に流行るのかな。いまは平常期?流行り過ぎていったん廃れたのね。何故かオランダよりスベインがたくさん持っていたりします。写真では細かいところが全然見えないので、実物をそばで見てみたいものです。


ダンスで立ち向かう

2014-09-16 23:14:16 | 映画
映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を見て来ました。
もちろん最新の映画なんですが、懐かしいSFを見ているような気持ちになります。70年代くらいの。若者にはギャグがほとんど通じていないのでは。配給sonyだったっけ。ロケットがかわいい。実は凶暴なんですが。鉢植えを持っているのが良いです。おとうさんがどんな人なのか気になります。続編かその次くらいで出てくるかな。