地底人100物語

相手にとって不足なし

奥美利河温泉「山の家」(北海道)

2023年06月08日 | さらば愛しき地底人
奥美利河温泉「山の家」

新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!

ガイドブックを見ていると、森に囲まれた山中にポツンと佇む1軒宿。
いったいどんな温泉なのか、謎の1軒宿に行ってみた!

今回捜索隊は「かにめし」で有名な長万部から日本海に向かって国道230号を走り、途中で右折し、銀河鉄道のようなロマンチックなナンバーの道道999号へ。
終点に車を停めて少し歩くと、辺りが開け、見えてきたのが丸太小屋の建物群。
ガイドブックの写真と比べてみても、ここが奥美利河温泉「山の家」で間違いない。

手前が湯小屋で、奥の高台の建物が宿泊棟。
チェックインし案内されたのは2階の1室。

赤いカーペット敷きのシンプルな部屋だ。
一服したら、浴衣に着替えて明るいうちに温泉へ。


いったん外へ出て別棟の湯小屋へ。
こちらも丸太小屋。

男女別の入口から中に入ると男女別の内湯。

湯口から注がれているのは、実は露天風呂からの湯。
温めの38℃弱くらいか。
体を慣らしたら奥のドアから露天風呂へ。

ドアを開けるとドーンっ!と広がる池のような湯舟。
うっひゃ~と躍り出ると、あけっぴろげな混浴だった。


湯温は内湯よりもやや高く、38℃はありそうだ。
ここの入るべき湯は露天風呂。それも男湯から出た場所すぐの1点勝負。

白い矢印で示したところに源泉湧出口がありコンコンと湧きでている。
湯はさっぱりとした甘味を伴う。
それでいて侮れない力強さがある。

温い湯なのだが湯口近くでは異様に温まる。
地底人のパワーと体がシンクロしているかのようだ。
次第に心臓がバクバクし、自然のパワーをつくづく感じさせられた。

こんな大きな湯船なのだが、真ん中近くでもしっかりとアワ付きがあり入り心地もよい。
もしかすると湯舟の底からも湧出しているのかも。


奥美利河温泉
単純温泉
38.5℃ pH7.9 自然湧出 成分総計 0.300g/Kg
調査および試験年月日 平成20年10月8日

2010年9月の入浴メモより


施設の老朽化により平成27年度から休業中。
再開の目途なし。

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相川温泉「ワイドブル~あいかわ」(新潟)

2023年04月30日 | さらば愛しき地底人
新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!


相川温泉「ワイドブル~あいかわ」

佐渡金山を背後にひかえた相川。
海岸沿いにある日帰り温泉センターが「ワイドブル~あいかわ」だ。
そういえば「ワイルドブルーヨコハマ」っていう通年営業の大型屋内温水プールがありましたね(2001年に閉園してますが)。
「ワイドブル~あいかわ」の名前を聞くと、なぜかこの名前を思い出してしまいます。

施設の正面に立つと役場のようなそっけない角ばった建物。
「地域交流センター」の肩書きを持つ施設で、日帰り温泉のほかプールも併設している。
このあたりがワイルドブルーチックなのかも。
浴室は週替わりで男女入替方式、2ヶ所の浴室が楽しめるようだ。
今回の男湯はミストサウナのある「おけさの湯」で、浴室は白を基調とした明るい造り。
入ってすぐがかけ湯槽。
左手に洗い場と、ジェット風呂。


右手は大浴槽で、その奥に打たせ湯。
時計回りにミストサウナとサウナ。
右手手前が水風呂といった正統派センター系ですね。
浴室の正面は大きく湾曲した全面窓ですが、ブラインドが下ろされています。
ブラインドの隙間から外を覗くと、マジックミラーっぽい感じで、外に露天風呂はない。

無色透明の湯はおとなしい印象。
大浴槽の湯船は人が入った分だけ溢れ出しあり、適温やや温めの温度設定。
小さい方のジェット風呂はあまり溢れ出しがない代わりにやや熱め。
肌触りは濡れたビーチボールを掴んだような張り付く感じだ。
体があたたまったら水風呂でクールダウン。
温泉と水風呂の交互浴はやっぱり気持ちいいなぁ。

湯あがりに海岸の方へ散歩してみた。
日本海を見渡す東屋があり、浜風に吹かれながら夕陽が沈むのを見ることができる。
浴室内にあったブラインドがなければ、日本海に沈む夕陽を見ながらの入浴ができるのかも。

相川温泉
単純温泉
39.4℃ 283L/分(掘削による動力揚湯)
成分総計852.7mg/Kg (平成16.2.26)

※温泉分析書は張り紙で訂正してあり、以前はナトリウム-硫酸塩・塩化物泉だったようです。

新潟県佐渡市相川栄町21
TEL 0259-74-XXXX


2012年10月の入浴メモより


その後、紆余曲折を経て2020年10月に廃業となりました。

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田ノ浦温泉「旅館丸一」(新潟)

2022年07月12日 | さらば愛しき地底人
田ノ浦温泉「旅館丸一」

そう言えば、「STAY WITH 湯」の対象宿に、田ノ浦温泉「旅館丸一」が入ってないなぁ~。
今はやめちゃったのかな。
ということで、現地に行ってみました。

正面からみると、休業っぽくありませんでしたが、裏手を見ると傷んでました。
今はやっていないようです。


田ノ浦の海岸はU字型の入り江になっていて波が穏やか。
まだ海水浴客はいませんでしたが、オンシーズンは賑わうんだろうなぁ~。


2022年6月のメモより

-------------

今回は田ノ浦温泉の海側にある「旅館丸一」に日帰り入浴にやって参りました。


正面玄関は旅館用。
日帰り入浴は右手サイドの食堂のほうから入ります。

場所がら、海の家的な役割を果たしているのかもしれません。


まずは男湯の暖簾をくぐって脱衣場へ。
ゴザの敷かれたところが海の家っぽくありませんか。


浴室入り口に温泉の利用に関する情報が掲示。
・加水なし
・加温あり
・循環ろ過あり
・入浴剤なし
・塩素系消毒あり

では浴室へ参りましょう。
まずは正面に内湯がドーン。

澄んだ無色透明。
浴室のガラス戸を開けると塩素剤臭がフワリと匂ってきます。
掲示のとおりですね。
溢れ出しなしの循環湯。
これも掲示のとおり。

利用客がいないのか、湯に汚れた感じはなし。
窓ははめ殺しなので、内湯は熱気がこもり気味。


続いて、左手の窓が外された露天風呂風の岩風呂へ。
海風が気持ちいいなぁ~。

指先が青白っぽく見えるので、硫酸塩系のアル単かと思ったら、
汗がだらだら止まらない食塩泉でした。

間瀬田ノ浦温泉
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉
22.7℃ pH8.1 32L/分(動力揚湯) 成分総計1,552mg/Kg
調査及び試験年月日 平成22年11月2日


新潟県新潟市西蒲区間瀬田ノ浦温泉
TEL 0256-85-XXXX

2014年8月の雄姿

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河原沢鉱泉「幸栄館」(新潟)

2022年04月29日 | さらば愛しき地底人
新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!


河原沢鉱泉「幸栄館」

今回旅人が向かったのは河原沢鉱泉の幸栄館。
旅の始まりは関越自動車道の六日町インターから。
インターを下り国道17号を北上。
約6キロくらいかな、五日町スキー場のあたりに大きな看板が左手に見えてきます。

ここから脇道に入って1.5キロ。
山裾のポツンと一軒宿が幸栄館です。


では、さっそく参りましょう。
玄関から入るとすぐに階段があって、上った2階にフロントやロビーがあります。
2階のフロントあたりから見た様子です。


お湯印帳を繰り出し、日帰り入浴をお願いすると快くOK。
浴室はさらに奥へ階段を上った先になります。

脱衣所はそれほど広くはありません。

では裸になったら参りましょう。

扉を開けると広がるこの景色。

湯舟がドーン。
ウリの水車は男女を隔てる壁に埋め込まれていますね。
さて、浴室に入るとややコケ臭。
メタケイ酸40.4mgが効いているのかな?
洗い場は入ってすぐの左手。

カランが4つ。
体を洗って湯舟に入ります。
湯舟の中央窓辺の辺りは傾斜がついてます。
水車を見ながらの寝湯になるのでしょうか。
やや温めよりの適温で、モチモチややすべの肌触り。
pH8.4が効いているのかな。
入り頃の湯に脱力です。


奥には打たせ湯があります。
そしてその手前になんか書いてありますね。
「この水は湯花水です
河原沢鉱泉源泉です
 当館の風呂に使っています」
近づいてみましょう。

これは凄いっ!
白い糸状の湯華が成長していますよ。
冷たくてキレのあるタマゴ味とキレのあるタマゴ臭。
キレは酸味に由来しているのかもしれません。
成分総計は薄いのに濃さを感じる源泉水です。
味と臭と冷たさ。
真夏の暑さの中、この源泉水風呂が欲しいなぁ~。

ということで、ケロリン桶に源泉水を汲んでアビルマンを繰り返したのは言うまでもありません。
あ~さっぱりした。

河原沢温泉
単純硫黄冷鉱泉
11.6℃ pH8.6 14.4L/分(自然湧出)
成分総計 181.4mg/Kg
分析年月日 平成18年7月10日

新潟県南魚沼市五日町1891-2
TEL 025-776-XXXX

2019年8月の入浴メモより


2021年度中に廃業したようです。

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鯨波松島温泉「メトロポリタン松島」(新潟)

2022年04月17日 | さらば愛しき地底人
鯨波松島温泉「メトロポリタン松島」

新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!


鯨波海水浴場のすぐ近くにある鯨波松島温泉「メトロポリタン松島」へ行ってきた。
北陸自動車道柏崎ICから国道8号を西進し、鯨波海水浴場近くの道路左手。
高層のホテルが見えてくる。
普段着の戦湯服ではちょっと場違いな感じかも、と思いつつ突入。


フロントで入浴料を払い、階上の浴室へ。
脱衣所はシンプルな造り。


洗面台にはドライヤも完備。
籠付きの脱衣棚が多数あるが、オープンな造り。
なので、貴重品は浴室前の鍵付きロッカーへ。


さっそく裸になったら浴室へ。
入るとすぐが洗い場のスペース。
(画像の左上が脱衣所からの入口)

ゆったりとしたスペースが確保されている。
用意されているボディソープ、シャンプー、コンディショナーは高級品ぽい。

体を洗い湯船へ移動。


窓に沿って細長い湯船。
湯船を満たす湯は海水っぽい、やや濁りのある湯。
奥の湯口からはドバドバ投入され泡立っている。

投入量に見合うほどではないが、湯船の縁からサワサワと溢れ出し。
はめ殺しの窓で熱気ムンムンと思いきや、それほどでもない。

適温の湯だが、体に熱がこもるタイプだ。
水っぽい潮味。
ヨードっぽい潮臭。
加水ありと思え入りやすい。(※ホームページでは加水なしと記載)
スベスベの肌触りがいい。
だが体にズンとくる湯だ。
う~ん、と唸りながら湯を堪能。


鯨波の海岸を見下ろす窓からの眺めもグッド。
「水風呂か非加熱源泉の生ぬるい湯船があればなぁ」と思いながら、吹き出す汗が止まらないまま帰途についた。

源泉名 鯨波松島温泉
ナトリウム-塩化物温泉
34.1℃ pH8.3
成分総計 2208mg/Kg
調査及び試験年月日 平成19年12月10日
※ホームページによれば
地中1400メートルから、毎分140リットルの温泉

新潟県柏崎市鯨波乙1828
TEL 0257-24-XXXX

2016年9月の入浴メモより。


2021年12月に事業停止していました。

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小谷温泉「あつゆ元熱泉荘」(長野)

2021年09月27日 | さらば愛しき地底人
小谷温泉「あつゆ元熱泉荘」

新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!

小谷温泉からポツンと離れ、山の中に少し上った先にあるのが熱泉荘。

上り口には熱湯口のバス停と、案内板があるので見落とすことはないだろう。
上った先のお宿は木造で、時代を感じさせるものだ。


さて温泉はと言うと…
内湯が一つのシンプルな造り。

薄っすらと白濁している。
熱湯(あつゆ)と聞いていたが加水ありで、適温よりやや熱めといったところか。

しかし、これには驚いたっ!

湯に入るとこんなぬるぬるでいいのかっ!と思えるほどの肌触り。
撫で続けても変わらぬぬるぬるさ。
pH8.8のアルカリと重曹泉のコラボの賜物なんだろう。

満足の1湯。


宿の奥の山に続く道には通行止めのバリケード。
この先に源泉地帯があるらしいのだが…
源泉周辺には落石と土石流の恐れがあり大変危険なためとのこと。


あつゆ元 熱泉荘源泉
ナトリウム-炭酸水素塩温泉
67.2℃ pH8.8 83.1L/分(自然湧出)
成分総計3256mg/Kg
調査及び試験年月日 平成20年10月21日

長野県北安曇郡小谷村小谷温泉18812
TEL 0261-85-XXXX


2012年10月頃の雄姿

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草津温泉「高砂館」(群馬)

2021年09月05日 | さらば愛しき地底人
草津温泉「高砂館」

新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!

今回旅人が旅装を解いたのは草津温泉にある「高砂館」。
草津温泉の主な6つの源泉のひとつ「地蔵源泉」を利用している宿だ。

4階建ての鄙びた佇まいで、通された部屋も昭和の薫りがするものだった。

部屋で一服したら温泉へ。
まずは小浴槽から。


湯舟は小さく3つに区切られていて、それぞれ1人くらいのサイズ。
見た時は気づかなかったが、写真を見直すとけっこう湯の色に違いがでている。
熱い順に中>右>左。
沈んでいる湯花の量が影響しているのかな?
湯の温度は、パイプに突っ込まれた木の楔の締め具合で湯量を調節し調整する。
共同浴場の地蔵の湯は、もう少しニュルニュル感があったような気がしたが、どうだろう。

いったん部屋へ戻り休憩。

次に向かったのは男性浴場。

変形ひょうたん型の湯舟。
奥にRのついた腰掛がある。
ここに腰掛け、へそ湯の状態で体への負担を抑えながらの入浴もできる。

こちらもパイプに楔を入れて湯量を調節。
先客が湯量を絞り過ぎていたのか温めの設定。
それではと楔を抜いたら、白い湯花とともにドバーっと注入!
熱さも戻り大満足。
静かに地蔵源泉を味わえるのはいいですね。
ちなみに画像には映っていないが、青い浮き輪が壁に。
もしかしたら、浮き輪を使った特殊な入浴秘儀があったのかも。

さて夕食はこちら。

朝食はこんな感じ。



群馬県吾妻郡草津町大字草津297
TEL 0279-88-XXXX

2004年10月の雄姿。

2014年夏閉館

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かのせ温泉「赤崎荘」(新潟)

2021年05月23日 | さらば愛しき地底人
かのせ温泉「赤崎荘」

新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!


赤湯から山道を登った高台にあるのが、かのせ温泉「赤崎荘」
ウッディな山小屋風の外観がいいですね。
宿泊施設ですが日帰り入浴もOK。

麓の「赤湯」の湯をイメージして行ったのですが…

濾過していて、ほぼ透明湯。
館内の掲示によれば配管を詰まらせるため除鉄しているんだとか。


しかしここのウリはガラス張りの開閉式のドームでしょう。
ドームは開いていませんでしたが眺めはバッチリでした。


鹿瀬温泉1号
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉
59.5℃ pH6.3 228L/分 動力揚湯
成分総計 3714mg/Kg
調査及び試験年月日 平成15年10月1日

新潟県東蒲原郡阿賀町鹿瀬11540-1
TEL 0254-92-XXXX

2011年5月の入浴メモより


2020年5月末で休館

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八ッ場 3兄弟(群馬)

2021年04月24日 | さらば愛しき地底人
新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!


八ッ場3兄弟に行ってきました。
まずは「やんば館」へ行って情報収集。

地底人の秘密基地はどこにあるのかなぁ~

林温泉「かたくりの湯」


爽快感のあるアブラ臭。熱いが癖になる湯。
ペットボトルに持ち帰り自宅でクンクン。
長い期間アブラ臭を堪能できた。


横壁温泉「白岩の湯」


とにかく檄熱。
湯の量がやや少ないので汚れた湯があまりあふれ出ていかないのが残念。


温井温泉「岩陰の湯」


なんとなくアブラ臭がするのかなと思える程度の臭い。
透明なきれいな湯で毎日入るならここの湯だろう。
林温泉の浴室と全くの瓜二つ。違いはどこか分かるかな?


2004年5月頃の雄姿

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月岡温泉「ほうづきの里」(新潟)

2021年03月22日 | さらば愛しき地底人
新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!


月岡温泉「ほうづきの里」

今回は月岡温泉に二つある日帰り温泉の一つ、「ほうづきの里」にやって参りました。
旅館街から少し離れた、月岡カリオンパーク内にあります。


さっそく玄関へ向かいましょう。
館内には、湯上りの休憩や待ち合わせに重宝しそうなスペースが用意されています。

このスペースはお風呂上りに利用するとして、男湯の浴室へ。
脱衣所は狭いが、鍵付きのロッカー等、一通りはそろっています。

裸になったら浴場へ。
浴室には湯船が二つ。

右側は石版張りの湯船で、循環仕様らしく、


左側は岩組の湯船で、循環併用の掛け流しのようです。


ならばと、掛け流しの岩風呂に集中して入りましょうか。
湯に身を沈めると、サワサワサワと岩の切り口から身を沈めた分だけ溢れ出し。
やっぱ湯が溢れ出すのは気分がいいものですね。

湯は淡く透明なグリーン。
オイリーなスベスベ湯。
適温より気持ち熱めで、入りごたえ十分。
湯口の湯を口に含んでみました。
一瞬無味かと思ったら、すぐにドーンと苦エグ味に襲われましたよ。
苦味を感じる硫黄臭といい、やっぱり月岡温泉でした。

硫化水素には気をつけましょう。



月岡5号井、月岡6号井
含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
泉温   月岡5号井 50.4℃   月岡6号井 49.5℃
湧出量  月岡5号井 440L/分   月岡6号井 141L/分
成分総計 月岡5号井 3510mg/Kg 月岡6号井 3461mg/Kg
分析年月日 平成25年7月4日

新潟県新発田市月岡温泉727-1
TEL 0254-32-1110


2017年5月の入浴メモより

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2021年3月28日をもって閉館とのこと。

気軽に月岡温泉を味わえた施設だっただけに残念!
ありがとうございました。

2021年3月のメモより

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